深呼吸図書館

悩めるあなたのための1冊アドバイザー“なついちご”が、今のあなたの気分にぴったりの本紹介します。

後ろ向きな許可

昨日母と朝から大ケンカした。

 

この世でわたしを一番死にたくさせる人。

母親。

 

嫌いで嫌いで吐きそうになる。

許せなくて許せなくて、その感情の苦しさと激しさに耐えられなくて死にたくなる。

 

優しく受け止めて励ましてくれる母を持ってる人が、憎くて呪うほどにうらやましい。

 

一番ほしくて、絶対に得られなかったもの。

死にたい。

 

一晩経って、少し冷静になって。

考えた。

どうするか。

 

自分への許可を与える。

 

好きにならなくていい。

わかり合わなくていい。

許そうとしなくていい。

どうにかしようとしなくていい。

解決しなくていい。

どうにもならなくていい。

放っておく。

 

 

相手が自分から見てどれだけ腐っててくそ野郎でも、変わってほしいのはこっちの問題で、相手はクソのままでべつに何も困っていない。不都合はない。

そのままでいる自由を、相手に尊重する。

 

その代わりわたしも我慢はもうしない。

どれだけぐちゃぐちゃにもめても、もう丸く収めるために我慢しない。自分を責めるのをやめる。

 

ぐちゃぐちゃで、クソみたいで、死にたいままでいい。

 

そのまま、生きていくだけ。

死なずに生きていくだけ。

行けるとこまで。

 

そんなふうに、自分に許可を与えたら、少し楽になった気がする。

 

状況へのコントロールを手放す。

もう、いい。

繰り返し傷ついてあきらめて、いつまで続けば死ねるんだろうね。

 

 

あの人は、わたしにとってなんなんだろうな。学びとか成長とか、もうどうでもいいよ。

 

結局、なにをどれだけ学んでも、頑張っても、ここへ引き戻される。そのことに、絶望しかない。わたしの根っこに、その絶望がいつもある。光と影。

 

 


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