深呼吸図書館

悩めるあなたのための1冊アドバイザー“なついちご”が、今のあなたの気分にぴったりの本紹介します。

佐野洋子さん

定期的に、病む。

生きづらくて死にたくなる。

 

大抵は人間関係。

そこからの、自己嫌悪。

わかっているのにできないイラ立ちと絶望。

ほかの人はあたりまえにできているのに、なぜ?って、思う。

比べたって仕方ないとわかっていても、思う。

 

1月早々マッサージで打ちのめされて、その後も自分的にストレスのたまる出来事があった。わたしはストレス解消が本当に下手くそで。しかも、現実的な問題はそこまでひどくもなんともないんだけど。

対自分との問題。だから苦しい。

基本的にクソ真面目だからね(笑)

 

自分を完全に許せたら、どれだけ自由に生きられるだろう。

 

どうしようもない心を抱えて、佐野洋子さんの本を読む。こういうときは、佐野洋子

なにも解決しなくても、何に感化されるわけでもないのに、気づくと読んでて泣けるときがある。彼女は本当に、唯一無二の人。

佐野洋子さんのように、おおらかな心で。

すべてを面白がって、嫌いなものはこき下ろして、正直に生きられたらいいな。

そして、亡くなったあとも本を開けばその中にいて、ずっと生きてるわたしたちを励ましてくれる。

 

がんばりません (新潮文庫)