なんかもう。
三浦春馬くんのことがショックで、
頭から離れない。
いつもいつもこの理不尽な世の中では、
いい人がしわ寄せをくう。
相手の気持ちを考えて、
周りのことを思いやって、
気遣いができて、
真面目で。
バランスをとろうとする。
今までの世の中で、いいとされてきたこと。
人格者と言われるような生き方。
そんなふうに生きてたら、もう絞り尽くされて自分が疲弊してしまう時代。
ただ悲しくて、やりきれない。
優しくて思いやりがあって、
真面目な人だったら、
責任感のある人だったら、
これだけ人気があり、引っ張りだこで、先のスケジュールもいっぱい。
大きな大きな自分以外の力が動いている中にあって。
「疲れたから休みたい」
って言えるだろうか。
言えないよね。
よっぽどのことじゃないと言えない。
それって、妊娠とか、病気とか。
そこまで行かないと、絶対に休めない。
ということだよね。
そこまで行かないと、まわりの「大きな力」を説得できないから、自分の気持ちは一切無視するしかない。ってことだよね。
スポンサーやら、テレビ局やら。
さまざまな事情。
さまざまな関係性。
多くの人に迷惑がかかる。
迷惑はかけたくない。
つらい。やめたい。
休みたい。もう無理です。
って、どこの段階まで我慢すればいいのか。
どこの状態まで頑張ればいいのか。
休んでいいと言ってもらえるラインはどこなのか。
わからないよね。
わからなくて、判断もつかなくて、極限までやってしまうんだろうな。
なんて厳しい、なんて歪んだ世界なんだろう。
自分をそこまで追い詰めてしまうのは、もって生まれた性格もあるだろうけど。
それでも。
やっぱりこの世界が、そんなにみんなに愛される人を、死ぬしかないほどに追い詰めてしまうほど、歪んでいるんだよ。
そこまで頑張らないと、いけない空気を出しているんだよ。
もういいよ。
もう、みんなでいっせいに、がんばるのをやめて。
期待に応えるのをやめて、
みんながいっせいに。
自分をいちばん大切にする!
自分をいちばん優先する!
と、決められたらいいのに。
なんだかどうしようもなく、
落ち込んでしまうね。
三浦春馬さんのたましいが、
どうか今はやわらかな光の中で、
安らいでいられますように。
ゆったりとくつろいで、満たされて、微笑んでいますように。