スピリチュアルなことに興味のあるなし関係なしに、今大きな時代の変わり目にいることを、もう誰もが気づいている。
そしてこれから、経済は壊れ、これまで数百年続いてきた価値観も世界のシステムも壊れ、再構築されるタイミングにわたしたちは生きている。いつも、いちばん苦しむのは弱い立場の人たち。それぞれ現場で汗水垂らして毎日一生懸命働く人たち。テレワークができて、給料100％もらえるのは、ごく一部の恵まれた人。泣きたくなってしまう。どうして世界は、こんなにも不公平なんだろうと。
わたしも正直、ほぼ失業に近い状態だし、飲食店が長いから、現場の人たちの悲惨さが胸に迫って苦しい。
でもね、散歩してて、満開のモリモリの八重桜を見てたらさ。頭のなかに言葉が降ってきたの。
「生命を感じて、喜びなさい」「それだけでいい」
新緑の季節。
風も緑も美しく、花は咲き誇り、鳥はうたう。その世界の一部として生きてるわたしたち。でも日頃忙しくて、生活することで頭がいっぱいで、命を感じて喜んでる 余裕なんてなかった。
でも、そのために生まれたの？
それをしに来てるの？
思考が忙しすぎて、いつだって感覚なんてバカにしてきた。でも今、いろんな人が方々で言っている。「感覚をだいじに生きろ！」と。
「自己統合」というワードが今年は繰り返し繰り返し来る。これが出来るか出来ないかで、わたしたちは、同じ地球に存在しながらまったく違う世界にこれから住むことになる。
この状況。
周りは大荒れ。
でも家にいて時間はある。
そのなかで意識をどこに向けて生きるかを、全員が宇宙から試されている気がしてしまう。「あなたはなにを選ぶのか？」をテストされてる気がしてしょうがない。
意志の力を使って、愛を動機に生きるのか。テレビやまわりに流されて、これまで通り無意識で、恐怖を生きるのか。
わたしたちは、知らない間に今同じ駅に集められて、次の場所に向かう電車をみんなで待ってる。でも、乗り込む電車はここから人それぞれだ。ここから分かれた電車は、もう出会わない。元には戻らない。
どの電車に自分が乗るのか、自分の胸に問いかけていよう。どの未来に行けば、自分は素直な笑顔で笑っていられるか。ひまだから妄想してみる。みんなが、子供みたいに無邪気な笑顔で笑ってる明るい場所。
あかるく、あたたかく、上も下もなく、みんなが安心した穏やかな表情をして笑ってる。歓喜の時代を想像する。それは、ココロの中だけで、０円でみんなができること。むぎゅっと桜色の光で未来を包むイメージ。気づいたときに、やろうと思います。
