さっき泣き言記事書いたあとに、ぼーっと歯を磨いてて気付いたことがある。
あーだこーだ言ってみたところでわたしがしてたのは悲劇のヒロインごっこで、わたしって、今まわりにいてくれる人みんなにちゃんと愛されて大事にされてるよなー。としみじみ感じてしまった。
いつもそうなんだけど、悪い方にばっかりフォーカスしてるわけよ。わたしのセンサーは。人並みか、それ以上にほめられたり認められたりしてるけど、気づいてないし受け取れてない。
感謝もたぶん苦手。
全部あたりまえだと思ってる傍若無人野郎だから。反省。
どんなにもめてたって、その相手もわたしもお互いに好きって、大事って思ってるんだよね。複雑な感情が絡み合うけどね、その大事な気持ちは変わらない。それってちょっと救われる。
嫌なことや悩んでることを、わたしはとにかく突き詰めて考えて解決したい追求型タイプ。ケンカも、始まったらどちらかが討ち死にするまで止まれない(苦笑)でもそれで成功したことってほぼ皆無だわ。追い詰められて潰れる。自分で自分を潰してる。相手も潰しちゃう。怒りってやっかいだ。
しんどいことから、いかにそのときの気持ちを逸らせるか。逃げるか。その悩みの対象とまったく異なることにどれだけ集中できるか。
そういう状況を自分で作れるか。
それが勝負なんだろうな。
そこで時間を稼ぐの。
稼いだ時間で感情が少し変化する。
そうすれば考え方も少し変わる。
あとは、いろんな年上の人と話す。
少し遠い関係性のほうが、冷静に客観的に話を聞けたりする。
今日はとにかく有り難い一日だった。
ええと、書評までが長すぎたね。
しかもざっくりした書評いくよん。
満月の娘たち。
タイトルも装丁もなんだかちょっとミステリアス。
内容は、中1の男女の空き家肝試しツアープラス、母と娘の葛藤。ってところかな。
ベタな展開から始まるこの物語。
好きな男子を伴って空き家に忍び込もうとする親友につきあわされちゃう女の子が主人公の志保。
この物語の主題は、母と娘問題だと思う。主要な母娘問題が3組。その他背景にもうっすら匂わせてる。
中学生が、親ウザーい!っていう以上の娘から見た母親のなんとも言えない理不尽さ。みたいなものが、全体のトーンとしては少し暗めに描かれる。
これ、たぶん児童書なんだけどね。
面白いか面白くないかで言ったらなんか微妙かも。ふつう?
特にミステリーでも冒険譚でも愛憎物語でもないし、青春押しっぽくもないのだよね。
母親との関係に悩んでる人が読んで、共感してカタルシス!って流れが一番ピンとくるかなー。
親子問題、一番難しくて、苦しんでる人が多いよね。わたしも、ご他聞に漏れずその一人。
ストーリーの中では特になんにも解決しないの。問題提起って感じかな。
気になる方はよかったら読んでみてください。
マニアックな本、読みまくってるけど全然感想追いつかない。
尾骨の本とか面白かったから書きたいんだけどね。まあ、気が向いたらまた書きます。