深呼吸図書館

悩めるあなたのための1冊アドバイザー“なついちご”が、今のあなたの気分にぴったりの本紹介します。

自分に余力を残す

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GW中アホのように働きすぎて、抜け殻になっていた昨日と今日。

11時間死ぬほど忙しい洗い場をほぼぶっ通しで働いたりしてて、手がグローブのようにパンパンになってしまった。腰もギリギセーフでなんとか持った。

 

派遣のバイトって初めてしたけど、要するにきつくて誰も続かないような仕事を派遣に頼んでる側面が多々あることを発見。

あたいがアホだった。

 

だけど真面目に働いてたら、4日しかいないのになんとなくキッチンのみんなと連帯感が生まれて、最後、「本当に助かりました」「GW中の救世主でした」と、年下の社員の子にまで言ってもらえてうれしかった。

 

私の中で、繁盛店のキッチンの洗い場とか、トイレ掃除の仕事とか、ある意味社会の中ではかなり下の方に位置する職種だと感じている。

そこで働く人をさげすんでるとかじゃなく、ただ、自分もその立場に身を置いたことがあるからこそ、きつくて誰もやりたがらない仕事だとわかる。

だけど、そこに身を置いて初めて見える世界もある。

 

同じ作業をしてても雑な人、丁寧な人、人に対する接し方、お願いの仕方、気の遣い方、仕事のできる人とできない人の違い。容易に軽んじられるような立場にいるからこそ、そんな下々の立場にいる自分に対する人の人格や本性がこれほど如実に表れる仕事もないよな~、と思った。

久々飲食店のスピード感に触れて、まじ無理!!って思った(笑)

しんどすぎる。削られすぎる。

ここでやってた自分すごい、って思った。

 

だけど、やりすぎはやっぱよくないね。

自分をあまりに疲れさせ過ぎた。と反省。

最近スカスカになるまで自分を消耗させるようなことばかりしていて、さすがに反省している。

 

やっぱ、自分に余力は残しとかなきゃだめだ。

通勤の電車の中で、これから「12時間ぶっ通しで死ぬほど忙しく働かなきゃ」と思うと、明らかに遊びに行く子供連れの家族に席を代われない自分がいた。

2,3歳の男の子とお母さんと、ベビーカー持ったお父さん。

「ごめん、いつもだったら代われる!だけど今日は勘弁して!」って思ってたら、隣に座ってたおばあさんが代わっていた。

まあ、おばあさんも家族連れもわたしより全然早く3駅くらい乗って降りてったけどさ。

 

自分に余裕があるからこそ、人は人に優しくなれる。

だから、なんでもかんでも頼まれたことを引き受けてたらだめなんだな~。

相手のためを思ってやってあげすぎて、自分がへとへとになるようではまだ修行が足りないのだ。

 

自分をもっと大事にしなくちゃ。

無理しすぎない。

自分を疲れさせない。

それが世のため人のためだと学んだGWの雑感でした。