深呼吸図書館

悩めるあなたのための1冊アドバイザー“なついちご”が、今のあなたの気分にぴったりの本紹介します。

光る朝!

おはようございまーす! 

今日の光と空気の透明度はすごい!

滞っていたいろいろなものが、抜けていくようだ。こんなふうに、からっとしてキレイな朝に出会うと、仕事を朝からに変えて本当によかったと思う。こんなにきれいな気持ちの良い朝を味わわずに寝てるなんてもったいないもんね!

 

先週から毎日ずっとノンストップで出かけたり仕事したりしてて、本を読む余裕がない。

気持ちが活動モードに入っているらしく、細かい活字を目が追えない。

 

明後日からは大型連休の方も多いでしょうね。

わたしはピンチヒッターで土曜日も仕事になったので、今年のGWはずーっと働いてます。

 

お天気いいみたいだから、みなさま楽しいお休みを☆


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ここから先は未来を

今日も自分メモ。


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すずらんがかわいくてもだえる。

くもり空の月曜日。

 

今日は、今年のGWがひますぎるので派遣バイトの登録に行ってきた。

その帰りに赤羽のカフェで開催されていたカイヤナイトという青い石の展示販売をのぞきに。

アットホームな雰囲気で、オーナーさんもカイヤナイトの販売主の方もとっても素敵な方たちだった。早速また伺う約束をしました。

わくわく。


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土日はマニアックな水晶の勉強会に行っていたので、ここんとこ石が熱すぎて止まらない。水晶って、ほんとにすごい。

怪しいスピな目線ではなく、科学や産業、物理的な側面からきちんと学べてとてもためになりました。いずれマッサージのメニューに入れたいな。と思っている。

 

土日で学ぶことへのわくわくが最高潮に達し、楽しー!!って興奮しながら水晶のこと勉強してて思ったんだけど。

わたし、ここから先はもっともっと、未来のこと真剣に考えようと思った。

 

自分の生きたい人生を、やりたいことをはっきりと意識してやっていこうと思った。

 

わたしにとって人生の分かれ目は明確に区切られてて、父が死ぬ前の人生。父が死んでからの人生。結婚してからの人生。

この前亡くなって丸10年が終わって、11年目の春。

 

この10年は、なんだかんだで後ろを向いたり、過去の傷を癒やしたり、今を生きることでひたすらアップアップしてた苦しい日々。必死すぎて、明るい未来、とか描けなかった。

自分も人生も嫌いだったし、生きてるのがつらかったから。もちろん楽しいこともあったし、幸せなこともあったけど、なんとか生きていかなくちゃ!と思って、目の前の課題をこなすだけで精一杯。ただやみくもにジタバタしてきた10年だった気がする。

 

でもここから先の未来は、自分をもっと好きになって、明るい未来を、なりたい未来を思い描いて、生きていけそうな気がするし、そんなふうに少しずつ生き方を変えていきたいと思ってる。

人に頼ってなんとかしたい!誰か助けて!を卒業して、自分を信じて生きられるように。

 

この3日で、お手本にしたいと思える素敵な年上の女性に二人も会えてびっくりしている。意図が現実をつくる。

それは嘘じゃないのかも?

どういう現実を望むのか。

自分はどういう態度で生きるのか。

明確に示せるよう、しばらく自問自答の日々は続きそうだ。


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山オヤジ海オヤジ

4月はみんな忙しいのか空き空きの最近の職場。昨日は久しぶりに結構忙しかった。

 

そんで、わたしのお客さんはオヤジさん2人。勝手にオヤジデーと名付けた。 

面白いことに、一人は山好き。

山で写真とったり、お出かけ大好き!

結構本格的に登ります!とおっしゃる、腰の低くてとても素敵なナイスミドル。

この時期きれいな、ネモフィラや芝桜の話で盛り上がる。とても、やらわかな筋肉。

 

もう一人のオヤジさんは海が大好き。

三十年以上のサーフィン歴。

ももクロ大好き。

その他コンサート行きまくり。

陸上もボクシングも好き。

全部一番いい席で観覧!

なんでお金そんなあるんですか?って思わず聞いたら、得意満面で、多角的に経営しています!キラーン✨とのたまう。

こう見えておれ!実はおれ!

と、オレオレ攻撃止まらない。

どうも見えてませんからぁ〜(¯―¯٥)(>ω<)

 

そんで、一時間ずっと、オレっちって若いだろう?肉体も見た目も若いだろう?

その年に見えないだろう!

ほらほら、若いって言って!もっと大きな声で!!(笑)っていう、心の声がだだ漏れで疲れた( ;∀;)

 

若く見られたい、そのためならなんでもします!という欲がすごい。

だけど、全身の筋肉も腱も関節も、硬直してるみたいに硬い。これでよくそんな運動できるなぁ。と思った。

 

話がとにかく止まらなくて、もらった金額の3倍くらいわたし働いた気がする(´-﹏-`;)途中から、相槌打ちながら心の中で「若いって言って言っておじさん」って呼んでたもん(笑)

 

そして、思った。

わたしはもっと年とってもべつに年相応でいい。それより心や人格の深みが知らず溢れてくるような、謙虚な人になりたい。

 

あまりに強烈な個性だったので、つい書いてしまった。

 

写真は昨日食べたくて作ったミートソース!

おいしかったぁ❤

 

さて、今日と明日はまたマニアックな講座に行ってきます!楽しみ〜★

 

わたしは、こういう怪しい勉強してるときが本当に楽しくて元気出るんだな。としみじみ。問題は、いつ形にするかってこと。

でもいいの。楽しいから!! 

行ってきまーす(^o^)

 


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どんな気持ちですごしたい?

まいにちをどうすごしたいか。

感謝して、楽しい気持ちでゆったり過ごしたい。無理なく、自然に。

 

今日、職場の神経質な人と話しててなんとなく思った。

結局、健康の極意は気にしないおおらかさと感謝の気持ちなのかも。と。

 

同じ内容の仕事してても、

文句ばっか言ってる人と、

ちょっとくらいの無理したって大丈夫大丈夫!って言ってガハハと笑える人がいる。

 

わたしももっと体力つけて、ガハハと笑える人になりたい。

やりたくてやってる!と胸を張って言えることを日常の中に増やしていきたい。

 

自己信頼。

それはわたしにとって一番難しくて、一番必要なこと。


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雨上がりの散歩

午後からの約束が急遽キャンセルになったので、銀行のハシゴと図書館と買い物に出かける。

 

雨上がりの空気がスキ。


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久しぶりの晴れ☀


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土日月引きこもってたので緑がまぶしいや(+_+)



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ツツジが満開。

妖精がいる!ってくらいに雨粒が光を浴びてキラキラ。かわいー!


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天を仰ぐとこんな感じ。

深呼吸しすぎて過呼吸っぽくなった(笑)



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ジブリっぽくない?(笑)


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ハナミズキ

美しい。

見るたびあの歌を歌ってしまう。


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街路樹もさ~わさわしてた。


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秋も春も楽しませてくれる銀杏並木。

きれーだなぁ。



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着いたの4時半くらいだったのに明るくて満喫した。もう、吸えね〜!ってくらい夢中で体内の空気入れ替えた(笑)

必死すぎたかも(笑)

この季節が毎年本当に好きです。

美しい。緑がひたすら目に染みる。

 

ジャーマンアイリス

一本だけ咲いていた。 

この花びらの質感はなんとも言えず、妖艶だ。
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おまけ

昼に腐りかけたソーセージをボイルして食べたら、食事を終えると同時にオエってなってリバースした(笑)

体って異物はやっぱり受け付けないんだな。

自分の胃の強さを過信しすぎました。

もう腐りかけは食べない。

と、思う。ある意味、自分への挑戦と賭けなんだけど、危険な遊びなのでやめようと思いました(~_~;)

大事なのは自尊心

うるさいくらいに最近目につくというか、気になるメッセージがあるので自分メモとしてそのまま書き留める。

 

宇宙っぽいところ?ハイヤーセルフ?なのかわからないけど、どこからか怒鳴られてる感じ。早くやれよ!的な急かされ具合。

内容はざっくり言うと2つ。

1

それは、自分がどう生きたいのかの決意表明をしっかりハッキリさせろ!

ということと。

2

自分の思考、想念、言動、行動にちゃんと責任をもて!

ということ。

 

意図して、自分のエネルギーを使え!

と、激しく言われてる気がして。

そんな本ばっかり確かに読んでるんだけど。

わたしのエネルギーはだだ漏れで、心配事や不安にばかりフォーカスしすぎてて、それが無意識の習慣で、それを怒られている感じがする。

 

昨日は牡羊座新月で、たまたまずーっと片付けなきゃと思いつつやりたくなくて先延ばししてた部屋の中の魔のゾーンを片付けまくった。

そしたら、一夜明けて今日、もやもやしてやる気なかった気持ちが明らかに少し切り替わった。ビックリした。

 

人から評価されなくても、わたしは自分のやりたいことをやる。そう思った。

自分にも、いろんな状況にもなんか疲れてて、投げやりに、なってたけど。

ダメだ。しんどいからって人に頼ってたら。

自分で自分を救わなくちゃ!

とハッと目が覚めた感じ。

 

人間にとって何よりも大切なのって、自尊心だと思う。そんなことを、仕事の帰り道に考えてた。自尊心がすべての始まりだ。

高くも低くもない。

誰と比べてじゃない。

わたしは、宇宙が与えてくれた、一つの尊いたましいで、それはわたしの勝手な思考で貶めていいものではない。

 

そんなふうに、思った。

オチはないけど。

忘れないように、書いておきます。


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菅野雪虫(すがのゆきむし)「チポロ」

児童書を久々に。

チポロ。

 

チポロ

チポロ

 

 前からこの作家さんの大ファンで、図書館で見つけて、タイトルだけ見て、大好きなお話だと読む前にわかった。

 

読み終わってみて、はずさずに大好きでした。

正統派の日本のファンタジー。

アイヌの少年の冒険譚。

 

最近また自分の中でアイヌが熱くて、チポロもそのブームにのるかのようにアイヌ民話を下敷きとしたファンタジーだった。

 

見開きにある本文からの抜き出しが初っ端からわたしのハートを鷲掴み!❤

 

「・・・・俺は負けるのなんか慣れてる。

 俺は生まれてからずっと負け続けだったんだ。

 おまえと違ってさ。

 だから今さら、何回負けたってどうってことないんだ」

 

9歳のチポロが弓で一羽のツルを仕留めるところから物語は始まる。

チポロは、おばあちゃんと二人きりで集落の外れに暮らしている。

お父さんとお母さんはいない。

幼なじみの女の子イレシュは、貧しく体が小さくて仲間からバカにされるチポロをいつもかばってくれる優しい子。

 

ある年、村に恐ろしい魔物たちがやってきて、イレシュをさらっていってしまう。

チポロはイレシュを助けにたった一人で北の果てにあるノカピラという港をめざすのです。

旅の道連れになってくれるミソサザイ(鳥)の神の言葉が、今回この本の中で一番わたしにはじ~んと響きました。

 

p130~131

 

「期待しすぎだよ、人間は。いつも大きくて強くてなにかほどこして助けてくれる、そんな神さまばっかり望んでる」

 

「う・・・」

チポロは言葉に詰まりました。ミソサザイの神の言うとおりかもしれない。と思ったのです。

小さなころからいつもチポロは、「神さまがいるなら、もっと助けてくれないかな」と、期待していました。だから「旅の仲間」と言われた時、力もなさそうな小さな神さまを見て、がっかりしたのです。

 

「そんなに期待ばっかりしてるから、神さまたちも嫌になるんだよ」

 

「えっ、嫌になってるの?」

 

ミソサザイの神が黙り込んだので、チポロはかえって本当なんだと思いました。

 

「教えてくれよ。神さまたちは、人間のことが嫌になってるの?」

 

「そうだな~」と、ミソサザイの神は答えました。

 

「俺たちや、シカマ・カムイはそうじゃない。でも嫌になってる者たちもいるね。人間は勝手だし、強欲だから、愛想を尽かしてる。だから魔物たちがのさばってきてるのさ」

ミソサザイの神は語りました。

神と人と近かったころ、この世界は安定し、魔物たちも神を恐れてやってくることはなかった。だが、神は人から離れ、魔物たちに恐れるものはなくなった・・・

 

      ・・・・引用終了

 

さてさて、チポロは無事イレシュを助け出して故郷の村に帰れるのでしょうか??

というワクワクドキドキをぜひ楽しんでくださいな。

 

個人的には、「魂送りの矢」という設定がかなり萌えポイントだった。

日本の文化の原点はやはり「祓い清め」にある。

様々な神道の本、日聖さんも繰り返し述べられている。

 

悪を、ただ切って捨てない!

怒りを鎮めて、正気に戻して、神としてまつる。

改心させるところまで、面倒を見る。

悪い者はただ成敗して終わりではないのだ。

だって、そこにまた「怨念」が残っちゃうでしょ。

清めてあげなくちゃだめなんだ。

憎しみはまた次の争いを生むから。

 

アイヌの文化が貴いのは、命をいただくことに対していつも感謝し、殺したら魂を必ず神の国に送り返す。また来てください。と敬意を払う。

必要な分だけいただき、決してそれ以上はとらない。ということをず~っとず~っと長いこと守って平和に暮らしてきたところ。

 

倭人が入って来て、とりたい放題とりたい人々は、儀式やしきたりにうるさいアイヌが邪魔だった。だから、字が読めないアイヌに不当な取引を持ちかけ、住む場所や様々なものを奪い、それでも飽き足らずに虐殺した。

今でも、アイヌの人々への差別は残っているという。

 

自然と人とのあり方を、アイヌの文化は問いかけていると思う。

日本の国土はもともと、沖縄の人たちとアイヌの人たちのものだと思う。

今生きているわたしたちのほとんどは、アイヌや沖縄や中国や朝鮮の血のミックスだ。

 

争いのない世の中を願うには、まず自分の心の平和に心を配るしかないのよね。

今地上に残っている神さまが全員天へ帰られる前に。

「良心」という名の(内なる神)をもつ人々は、その良心を少しでも行動に移していかないといけないな。と、焦りにも似た気持ちで思いました。