深呼吸図書館

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原発について考える


平井憲夫氏の貴重な講演「隠されていた危険~ここが危ない日本の原発~」完全版(すべて文字起こし) - みんな楽しくHappy♡がいい♪

 

普段生活していると忘れてしまうので、定期的に思い出しては読むようにしている平井憲夫さんの言葉。

 

講演の文字おこしをされている方のブログを見つけたので、貼りつけさせてもらいます。

もしかしたら前にも同じの貼りつけたかもしれないけど。もう一度。

 

去年消されていた平井さんのサイトも復活していました。よかったらこっちも読んでみてください。

 

http://iam-k.com/HIRAI/index.html

 

 

3月11日前後は、原発についていつも考える。

原発さえなければ、どんな天災にあっても人間は日常を時間をかけて取り戻せる。

だけど、原発があると話はまるで変わる。

取り戻せない。

永遠に。

最近、まわりで続けて甲状腺の病気を発症した女性の話を聞きます。

因果関係はたぶん、証明されないし、調査されていたとしても明らかにはされない。

国は何があろうと決して認めないだろう。

日本は、放射性物質を封じ込める対策ではなく、拡散させて、何もかもわからなくさせる対策をとっている。という話を聞いたことがある。よく自分で調べていないので、真偽のほどは定かではないが。

みんなが食べまくれば、もはや何が原因だかなど特定できなくなるのは確かだ。

 

 

原発に賛成とか反対とか語る前に。

そのすべての前提条件として目を背けずに真実を見つめようとすることが大切だと思う。

感情論でなく、事実として起こってきたこと。現在進行形で起こり続けていること。

 

東海村の臨海事故について20年ほど前にNHKで放送された特集を、数年前、たまたま動画で見たことがある。それを先日探してまた見てみた。怖くて怖くて放心状態になる。

本もいずれちゃんと読みたい。

 

事故から今年で20年。

 

東海村の事故から12年後に起こった福島第一原発の事故を経ても、近年これだけ「想定外の」災害が頻発する現状があっても。

変わらずに動き続けるイカれたシステム。

東日本大震災の後も、原発を海外に輸出しようとしている政府。

汚染水の処理もできないのに。

アンダーコントロールと言える口。

 

でもこの番組を

見ずしてなにかを語るのは全部嘘だ。

死ぬほど怖い。

人間の死に方ではない。

だけど、これが現実で起こったこと。

わたしたちは、知らないといけないと思う。

 

世の中に、「絶対に安全だ」と言えるものなどひとつもないとわたしは思う。

 

朽ちていった命:被曝治療83日間の記録 (新潮文庫)

朽ちていった命:被曝治療83日間の記録 (新潮文庫)

 

 

 

https://sp.nicovideo.jp/watch/sm31313466