去年から買ってあったこの本をようやく読み始めた。
あと少しで読み終わる。
衝撃的なタイトルの本ですが、中味めちゃくちゃ濃いです。
わたしは、自分の中で勝手にシリーズ化している「全日本人必読の書」のうちの一冊だと思う。
偽情報退散! マスコミとお金は人の幸せをこうして食べている (5次元文庫)
- 作者: THINKER
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2011/03/12
- メディア: 文庫
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正直この本読むと、洗脳が解けます。
よくも悪くも。
それくらい、わたしたち、洗脳されています。
お金とマスコミで支配しようとする奴らに。
わたしは、この本に書いてあることの大部分を信じる。
だけどもちろん、全てが本当だとは思わない。
文中にも再三出てくるように「情報を鵜吞みにしない!」が合言葉だからね。
特に、第二次世界大戦における天皇の実際の立場についてや、開戦のシナリオについてはいろいろな説があるから、この本の言ってることだけが果たして真実と言えるのかは疑問が残る。
それでも、著者があくまで、中立を保とうとしながら、判断や決断を個人にゆだねながらも独自に様々な目線で情報収集している姿勢には感服する。
「テレビで言ってたから」
「国が安全って言ったから」
「だって新聞にも書いてあるでしょ」
「みんなもそう言ってるし」
そんなゆるゆるな意識で生きていられる時代はもうとっくに終わっていたのですね。
わたしも気づかずにいようと思えばいられたのかな。
気づいたのもつい最近だしね。
でもわたしは、知りたかったんだ。本当のことを。
自分の意志で。
もともとはネット上のサイトで「THINKER」という存在を知りました。
かなり、衝撃を受けた。常識と思っていたことが木っ端みじんに破壊されるくらいの威力を持って、その情報はわたしの心臓を打ち抜きました。
多くの人によんでほしいサイトです。
わたしはまわし者でもなんでもないけれど、彼らのポリシーに深く賛同します。
彼らが言っていることが本当なのか、嘘なのか。
わたしにはそれを証明する術はないけれど、「THINKER」が特定の宗教や団体と関係のない、個々に職業を持ったボランティアで結成された市民グループであるということにまず強く引き付けられました。
そして、これを世に出すことによって、彼らにはマイナスとなることはかなり予想はされてもプラスとなることは「利益」や「お金」や「権力」の面から見てもほとんどないのではないか、と察します。実際はどうだかわからない。でも、それでも世に問いたいんだ!という彼らの強い姿勢に感動しました。それは、ある特定の富裕層以外の大多数の日本人みんなのためを思っての行為だと感じられたので。あくまでわたしはそう思いました。
誰のための人生なのか。
わたしたち、なんのために生まれたのか。
どう生きれば幸せになれるのか。
答えはそれぞれ自分で決めればいい。
だけどそれは、あくまでフラットなものの味方や、真実と思われる情報に基づいて決めなくちゃ。
この本には、世の中を形作っているお金の仕組み、それによる支配の仕組みが本当にわかりやすく書かれています。
お金はどうやって生まれたのか。
銀行の本当の役割は何なのか。
戦争はどうやって引き起こされるのか。
日本が国益を守れないのはなぜなのか。
日銀は政府主導の国民のための銀行と言えるのか。
世界の株式市場を操っているのは誰なのか。
情報操作によって、もっとももうけているのはどこの誰なのか。
知りたい人は、読んだらいい。
わたしは、全ての人が一度目を通したほうがいいと思う。
でも知らずにいたほうが幸せ、と思うのならそれはその人の自由だ。
一つだけ、わたしもまだ全部を読んではいないけれど、日本国民が絶対に知らなくてはいけないことが書かれた記事を文中に見つけたので、そのサイトを転載します。
20年の時を経てもまだネット上で響き続ける声なき叫びを無駄にしてはいけない。
そして、平井さんは3.11より前にこのお話をしてくださっていたのですね。命をかけて。感情的にならず、あくまで現場にいる者の一つの客観的な意見として。
ただただ、ヒステリックに原発反対を叫ぶのにはあまり共感できない。
だけどわたしは、原発には断固反対です。