こんばんは。
ブログ始めて早々すっかり間の空いてしまったなついちごです。
目標は毎日更新なんだけど、全然達成の気配なし。
先週は腰痛の急激な悪化と精神の不調でかなり参ってました。
でもその間に映画「インサイドヘッド」見たり昨日板橋の花火に行ったりしてるので、
たぶん書きようによっちゃあ「リア充」なのでしょうね。
人のFACEBOOKってあまりにキラキラしてて、コンディション悪いときにみるとかなり「ず~ん」ってなるけど、自分もある一定の法則みたいなのに則って書けば、意外とイケるんじゃないか・・・と思ったりして・・・。
そんな風にリア充演じても何の意味もないですが(苦笑)
さて、久々更新の今日のお題は「わたしの一番好きな本」です。
よしもとばななさんの「キッチン」
たぶんとってもベタですね^_^;
だけどやっぱりこれが私のマイベスト。
私の中で、好きな本って不変なんだよね。
そして、その後どんな素晴らしい名作に出会っても、若い時に衝撃を受けた本を超えられない。
それって音楽とすごく似てると思う。
たとえばユーミンの「ルージュの伝言」を聞くと、自分が学生の時バイト先に向かう道すがらの街路樹の木漏れ日を思い出す、とか。
そのときの情景と否応なしに一体化しちゃってて、切り離しては思い出せない・・・みたいな。
思春期のどうしようもなく頭でっかちでこんがらがっちゃってた、ただただ悩める私にとって、この本は読んでる間なぜか「スーっと気持ちが落ち着く精神安定剤」的な役割を果たしていた。
たぶん、精神的に大人な人にとってはなんてことない青臭い「少女小説」もしくは「青春小説」に読めるのかもしれないけど。
その頃のわたしにとって、これは自分にとって「真実」と思える言葉が書いてある、心にすーっと入ってくる救いの書として絶対的な立ち位置を占めていた。
キッチン②につづく・・・