深呼吸図書館

悩めるあなたのための1冊アドバイザー“なついちご”が、今のあなたの気分にぴったりの本紹介します。

裁くのやめます。

ここ一週間くらいしみじみ思うこと。

結局、「自分」なんだな。ってこと。

 

どんなセミナー行こうが、本読もうが、誰になんて言われようが、

自分で自分を愛し、許し、認めて、癒す。

浄化していく努力をする。そういう覚悟を持つ。

自分を救ってくれそうな口当たりのいいふわふわした言葉や世界。

そんなものに逃避したところで、何も解決はされないし、

目を背けたくなるような、情けない自分や、思い通りにならない現実でも、

なんとか向き合って生きようとする姿勢こそが大事なんだな。

そんなふうに、思う。

そうすることでしか、何も変えられない。

 

わたしは今年は、「自分も人も裁くのをやめる」ことをがんばって心がけてみる。

今まで死ぬほど裁いて生きてきたからね。

「正義」にこだわってた。それがなくなったらアイデンティティが死ぬ気がして。

ももうやめる。疲れるから。

 

そういえば、このブログが始めてから2年経ちました。っていうお知らせが、先週はてなブログから届いた。2年!!ブログ最長記録!細々やろう。

もはや最近、ひとりごとと、備忘録的読書メモの、ただただ自分を鼓舞するためのブログとなっている気がするが、うだうだしてる人間の存在をさらすことで、「自分もまだまだこいつに比べりゃやれる気がする」と思ってくれる人がいたらうれしいです(笑)

恵まれたごはん事情

たけのこごはん食べちゃった。

昨日の昼。

おいしくておいしくて、目をつぶって味わった。

わたしの一番好きな食べ物。たけのこごはん。

母の実家には今時珍しい広い竹藪があって、毎年おばさんが掘って送ってくれる。

なので、我が家は八百屋さんで竹の子を買ったことがない。

でも、いつも母に任せきりで自分でやらないので、母がボケる前に教わった方がいいのかしら・・・と思ったりもする。

 

おとといの夜。

一日中友達と遊びほうけて帰ったら、マイダーリンが豪華ディナーを用意して待っていた。天国かと思った(笑)品数7品くらいあった。ヤツはわたしよりよっぽど料理がうまくて、しかも好きなので、仕込みに何時間もかけても苦にならないらしい。

わたしを太らせて、いつか煮たり焼いたりして食べる作戦なんじゃないかと思って、ちょっとビクビクする( ゚Д゚)

 

ここんとこ、バイト何個か応募してるけど、なかなか苦戦中。

がんばってるか、って言われたらまったくがんばってはいないが、さすがに焦ってきた。遊ぶ金がなくなったら、生きてる意味がない(笑)

無職なのに、貯金崩して精力的に遊びすぎたな。バカだった!

 

でも、まだ予定あるんだよね。人気者なの?ただのバカなの?

いえ、たまたまですが。

 

はあ。

本ね、読み終わってるの5冊くらいあるんだ。

今日なんて一気に3冊読んじゃった。(読みかけ含む)

でも、なんだか感想書く気が起きなくて。

気分がのらないの。

 

やはり、無職は1か月が限度だな。

毎回そう思ってるのに学ばないAHOな自分。

こんなにみんなに優しくされて、なのに無職な自分がだんだんつらくなってくる。

人間のクズだな、ってへこんでくる。

 

迷ってんのよ。

飲食でいくなら、手堅い。だけど、先もなけりゃあ希望もない。

なら、マッサージ?よく考えたら落ちまくってるんだよね。

じゃあ思い切って独立か?!

うーん、小心者のわたしにいきなりはハードル高し。

うだうだしつつ、いろんな人のブログ読んだりして、人生について考え中。

結論は、現実ちゃんと生きれてないと、意味がない!ってことに尽きるな"(-""-)"

 

とにもかくにも、住む家があって、おいしいごはんが食べられて、好き放題友達と遊んだり出かけたりできて、わたしって本当に幸せ者だな、と思ったここ数日でした。

いつか罰が当たるんじゃないかと思って怖いくらい。

今度受けるところがもし受かったら、しばらく真面目に働いてお金を貯めようと思います。反省。

 

 

You Raise Me Up

言わずと知れた名曲。

荒川静香さんがトリノ五輪で金メダルをとったときのフリーの曲。

ケルティック・ウーマンの「You Raise Me Up」

夜になって聴きたくなって、エンドレスで聴いていた。

昔、社員でイタリアンバルで働いていた頃。けっこう精神的にも体力的にも限界で、いろいろギリギリな状態で働いていた。

優しかった料理長が違う店に異動になり、次に料理長になったのが、トルコ人の我が強くて一癖も二癖もある曲者男。正直、直接的にも間接的にも彼が原因で何人やめたかわからないです。その彼が、朝仕込みの時に、自分のスマホからご機嫌で好きな曲を流していて。一人通勤で聴けよ!って感じだが、みんなに聞こえるけっこうなボリュームで流し続け、誰もなにも言えずに、怪しげなアラビアンな中東の音楽を聞きつつ仕事していた(笑)

 

そのよくわからない選曲のなかで、突然、「You Raise Me Up」が流れてきた。

イントロが流れた瞬間、あたりの空気がサァーっときれいに静まって、清められていくような気がした。それくらい、印象的な瞬間だった。

あの透き通るようなボーカルの声が流れて、涙がじわっとした。張りつめていた心に、それは優しく優しく染み込んでいった。歌って、音楽ってすごいな、って、身をもって感じた瞬間だった。

 

こちらのブログで、素敵な訳をされている方がいらしたので、気になる方はのぞいてみていください。なんかいろいろ考えると、勝手にコピペはできかねるので・・・。

 

You Raise Me Up Celtic Woman 和訳 歌詞 日本語訳|☆ 洋楽の和訳 ☆

 

You raise me up to more than I can be.

 

 

ケルティック・ウーマン

ケルティック・ウーマン

 

 

 

 

よしもとばなな「王国その4/アナザー・ワールド」

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ばっさり髪切ってきました!ショート!

はぁ。せいせいした。すっきりした。

まじきもちー(≧▽≦)

 

わたしは、人生全体で考えたら圧倒的にショートの時間の方が長いんだけど、ここんとこ頑張って伸ばしていた。だが、スイッチが入ってしまった。

夫に「明日髪切る」って言ったら「あ~あ、せっかくかわいかったのに!」って言いやがった(゚д゚)!ムカつくぅ。「モンチッチみたいに短くしすぎないでね・・・」と忠告付き。うるせ~よ、自分の髪型くらい、自分で決めるから口出しするな!

あたいはね、女の子の髪型や服装にいちいち口出ししてくる男が大っ嫌いなんだい( `ー´)ノ

 

すっきりしたところで、家のことを済ませて図書館へ。

なんとなく、読みたい本があって。

それがこちら。

 

王国〈その4〉アナザー・ワールド

王国〈その4〉アナザー・ワールド

 

 読んだことあるんですよ、もちろん。

でも今日すごくこの本の気分だったんだよね。

図書館にあってうれしいよ。

ほんと、しみじみ好き。

このよしもとばななの「王国シリーズ」が。

これはシリーズ4巻目にして最終巻。

もう、1冊目とは比べ物にならないほどみんなが変人極めすぎて大変なことになっている。振り切れちゃっている!

自由!とか、そんな言葉じゃ表せないほど、社会一般の価値観とはまったく異なる価値観で堂々と生きている人々の物語。変人ここに極まれり!のアラカルト(笑)

 

この本の舞台の一つであるミコノス島やマルタ島、そして沖縄の描写や空気感が好きで、旅したい気持ちを満たしてくれる。

夕暮れのピンクがかった金色の光。

旅行先独特の開放的で自由な雰囲気。

旅するように生きる、ことをこんな風にできたら素敵だろうなぁ。

わたしはまだそこまで世を捨てられないわ(笑)

 

シリーズ3巻目までの主人公である雫石さんと、楓の子供である「ノニ」ちゃんが主人公のお話です。この本における真の主役は「片岡さん」なんじゃないか・・・ってくらいに、年を経た片岡さんという人間の魅力が深く強く輝いて、あ~。彼らとこの本の中でともに過ごしてきて幸せだな。と思った。

 

わたしが思う、この本のメッセージは一言で言うと・・・

 

【自分に嘘をつかず、心の奥底にあるきれいなものを大切にして、シンプルに生きよ】

 

かな。

 

初めて読んだ時から数年経って読み返すと、ばななさんはやはり、スピリチュアル、と言われる世界のことをかなり深く理解している方だな。と思える描写が様々な箇所に見受けられました。宝探しのゲームみたいに、物語の隅々にメッセージが隠されていて、ピカリピカリと光ってくる。

 

まあ、読む人を完全に選ぶ内容ですね。

万人には受けない。

だけど、昔からばななさんは、「万人受けを狙ってない!自殺を“1時間”遅らせることができるような本を書きたい」とおっしゃっている。わたしは、彼女のその姿勢は時間が経ってもブレてないな。と思う。

 

何者でもないわたしたちが、自由に、深く息を吸い込んで、生きて、「生まれてきてよかったね~」と死んでいくことを助けてくれるような、そんなヘンテコで愛おしい本です。誰かの価値観に染まれず苦しんでいる人がいたら、ぜひ読んでみてほしい。

これからの時代はきっと、彼らのような人々のために開かれている。

 

 

やる気のある変人!って言われた

 

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一緒に占星術を勉強していた友達に、昨日「やる気のある変人!」って言われた(笑)

何回も。

やる気のある変人はどんなにじっと息をひそめてても圧がでかいんだよ!だから、いっそ、その「変人性」を存分に生かしたら?って言われた(笑)

何回も。

 

ひ、ひどい( ゚Д゚)でも笑える。

天王星と火星のコンジャンクション!それがどうやらかなりの破壊力をもってわたしの人生に強烈なパンチを繰り返し浴びせてくる。もうやめて~(>_<)殴らないで~(>_<)ってくらいに半端ない。わたしは占いを一本でやる気はまったくなくて、やっぱりお金をとってそれを表看板でやる人間ではないな。と再確認する出来事もあった。

 

ひっそりやろう。こっそりと、細々と。

最近まったく勉強してなかったけど、楽しいのはとっても楽しいので。趣味の一環って感じでゆるゆるやろうと思います。

 

今日は、前のバイト先の人とランチしてきた。

帰りに千鳥ヶ淵の桜を見る。

大好きな場所。ホーム、って感じる場所。

高校時代、毎日この桜を見ていたのが夢のよう。

まだ思ったより残っててうれしかった。

今年はけっこう充実した桜ライフでした。

夜は実家の近くのお寺でライトアップされた爛漫の枝垂桜にため息。

今年の花付きはここ数年ないくらいの見事なもので感動した。

 

生きてるってありがたい。

目が見えるってありがたい。

自然ってありがたい。

万人に、平等に降り注ぐ桜吹雪。

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真央ちゃんありがとう!

浅田真央さん引退発表されましたね。

本当にお疲れさまでした。

私の中で、今までもこれからも彼女を超えるスケーターは出てこないと思う。

明日でかけるから早く寝ようと思っていたところに電撃引退報道。

もう、エンドレスで彼女の過去の演技をyoutube検索してしみじみする。

 

真央ちゃんのソチのフリーの演技を、わたしはこれからの人生でつらいことがある度何度でも見返すと思う。何度見ても泣ける。あきらめない勇気。挑み続ける勇気。

真央ちゃんがどんなに失敗しても、わたしたち日本人は彼女が笑ってくれることだけを願っていて、でも自分に厳しい彼女は決して半端な演技では自分を許さず高みをめざしてきた。ふつう、あのソチで引退するよね。

でも、しなかった真央ちゃん。

復帰したことを後悔していないと言った真央ちゃん。

心の底からカッコいいと思う。

 

真央ちゃん、ありがとうございました。

あなたにもらった感動を忘れることはたぶん生涯ないでしょう。

心の中でいつまでもキラキラと輝き続ける、わたしの生涯ナンバーワンスケーター!!

夢の中で、一晩中スタンディングオベーションで割れるほどの拍手を送ります。

どうもありがとう。

ほんとうに、ほんとうにお疲れさまでした。

 

 

涙が出ない、10年目

今日は父の10回目の命日だった。

たまたま甥っ子の幼稚園の入園式と日にちが重なって、平日なのに弟家族もみんなで集まって食事をしてお墓参りをすることができた。これは、父が集めたね(笑)

 

初めてだと思う。

泣かなかった命日は。

涙、出ないんだね。10回目になると。

ひとってすごいね。

生きて行けるんだね、ちゃんと。

時間は、本当にこころを癒すんだね。

生きてないとわからないことだった。

だから、ここまでがんばった自分と、ここまで支えてくれたすべての人に感謝したい。

 

最近、夜と朝の気が向いたときに呼吸法をちょろっとやってる。

昨日寝る前にやったら、右目と左目から一粒ずつ涙が出た。

なんでだろ。

部屋の中だから、花粉もそう飛んでないはずなんだけど。

ただ、息してただけ。なんにも考えてなかったし、悲しくなかった。

不思議な涙。

 

ここからまた、新しく始まるんだな。

自分の誕生日よりももっと、自分の人生の一区切りとして、第二章として感じている自分がいる。

 

ただただ、生きてるだけで精一杯の第一章が終わって、自分で決めて、自分で歩いて行く人生の、はじまり。

 

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