前川前次官がどんな方なのか、実際にお会いしたことがないのでわからない。
だけど、たった一人で国家権力に真っ向から挑む勇気には感服する。
彼が勇気をもって、たぶん人生をかけて公表してくれている「事実」。
いくらご実家が大資産家で、名門といえど、敵に回すものの大きさと恐ろしさはそれ以上だと思う。その、覚悟。
TBSの独占インタビューをたまたま目にしましたが、とても聡明な方だとお見受けしました。それに比べて、官房長官が恐ろしい形相で私人となった前川さんを「所詮出会い系バー通いの人間の言うこと」と攻撃し、人格を否定する発言をする様子は異常。
あの憎々し気な顔、必死さ。
どうみても「やましいことがある人間」だと思うのはわたしだけだろうか。
パク・クネさんと、やってること一緒なのに、報道のされかたが全く違うよね。
なぜ、他国の大統領の話はあれだけ躍起になって報道したのに、自国首相の話には微妙にお茶を濁すのか。
安倍政権は、このまま握りつぶして、押し通して行けると思っているのか。
国民はそれを許してしまうのか。
わたしは絶対に許さない。
この問題では、当初、読売新聞にも前川さんに関する異例の記事が出ましたが、これにはさすがに業界でも激震が走っているようです。
まさに戦時中と同じレベルで情報操作が行われている、ということ。
だけど、70年前と違うのは、今はネット社会だということ。
そういう意味で、きっと今のほうが希望がある。
誰が言っていることが真実なのか。
見極めるのも、信じるのも、決めるのは全部自分。
わたしはあくまで、自分が信じること、自分が考えることを。大して読者もいないこのブログでコツコツ発信するだけです。