深呼吸図書館

悩めるあなたのための1冊アドバイザー“なついちご”が、今のあなたの気分にぴったりの本紹介します。

安東みきえ「ゆめみの駅遺失物係」

混沌とした毎日を送っておりました。

時間はあるけど、うまく使えずなんとなく集中できず、書きたい気持ちはあるけど全然書けなくて。

その間に本は8冊くらい読み終わってるし、映画も3つ見た。

たまりすぎると、めんどくさくて逆に書かなくなる、の悪循環。

 

ご心配おかけしましたが、バイト決まりました。

久々に夜のバイトだからリズムがなかなか作れず、やたらぐったり疲れています。

怠けてだらけたツケが回ってきた~(+_+)

 

さて、もう書かずに図書館に返そうかと思ったけどいちをさっくり感想いきましょうか。

 

 安東みきえさん。

とても好きな児童文学の作家さん。

またまたファンタジックなタイトルですね。

ゆめみの駅 遺失物係 (teens’ best selections)

ゆめみの駅 遺失物係 (teens’ best selections)

 

 主人公の女の子は中学生。

学校帰りの田舎のローカル線の中で、うっかり「失くしちゃった」という独り言をもらして、それをそばにいた乗客のおばあさんに聞かれてしまいます。

おばあさんはその独り言を受けて、

「ね、いしつぶつがかりにお行きなさいな」と言うのでした。

 

「いしつぶつがかり」はどこの駅にでもあるわけではないのですが、おばあさんは次の由米美濃(ゆめみの)駅にはあるよ、と教えてくれます。

 

女の子は由米美濃(ゆめみの)駅で降りて、「遺失物係」を見つけたのでした。

中には、「おだやかな澄んだ声」をした若い男の人が一人。

そこは、拾われて届けられた物語が全部保管されているという不思議な場所でした。

女の子は月曜から日曜まで毎日ここへ通い、若い男の人に一話ずつ「拾得物語台帳」におさめられた物語を読んでもらいます。

さて、女の子の失くした物語は見つかるのでしょうか?

 

というお話。

女の子はね、内気で、友達もあまりおらず、学校もそれほど楽しくないというちょっと影のある設定です。夢見がちで、女子同士のポップな会話(アイドルとかテレビとか)について行けず、心を少し閉ざしたイメージ。THE 思春期!

うん。これは思春期真っただ中に読みたい話だな。

それも、集団生活苦手なタイプの思春期少年少女にうってつけだね!

おばちゃんになると、この繊細さがちょっとむずむずして、真正面から感情移入できない感じが悔しいわ!

でも、この繊細さがとっても魅力的なお話です。

最後の日曜日に聞かせてもらう「青い人魚とてんとう虫」というお話がとても美しくて、読んでいて目の前が透き通るような青い光で満ちてくるような気配が感じられる。

あんまり、明るくて元気な本が読みたくない少し暗くて静かな気分の時に読むと、いい感じで物語の雰囲気にフィットして、世界観の中にふっと入りこめて楽しいのではないでしょうか。

 

 

くぅ~(>_<) 

やっぱ、読んですぐのフレッシュな気持ちで書かなきゃいかんね!

このあと「あれもしてこれもして」仕事行かなきゃ!と思うと微妙に焦っちゃって集中できん!ほんと、一つのことしかできないぶきっちょな自分が悲しいぜ!

書きたい本たまってるんで、時間の使い方を自分なりに工夫しつつ、ちょびちょび書こうと思います。そして、うまくいかず、自己嫌悪・・・の繰り返し・・・(笑)

 

 

 

失敗スープ

やってもうたわ。

昨日の夜。

ごはんは冷凍。スープだけ、冷蔵庫にある古くなった使いかけの野菜を入れて作るか。

と、思い立ち、生めんを買ったときに使わずにとっておいたらーめんの液体スープで味付けはバッチリや☆彡と思っていた。

そしたらば、味見してびっくり。

うお。らーめんの液体スープじゃなくて、焼きそばの液体スープだった!(笑)

正直いって、まずっ!

甘い。甘いんだよ、スープが変に!

 

もう、どよ~んとした。

だって、口の中がもうすでに醤油ラーメンの味になってたから。

またやってもうたわ、自分!と思って。

料理の失敗談がもはやこのブログの定番みたくなってきたけど、地獄のトマトスープに続いてのまずさでした。

具がニンニクとニラと人参と玉ねぎだったんだけど、余った汁は捨てて、泣く泣く今日は具だけ食べました。昨日はあきらめてスープも飲んだけどさ。

もういい加減、まずいスープにゃこりごりです(涙)

 

そういえば、夢ひとつ叶ってた!

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2年くらい前に、自分の今いる世界がとても狭く、窮屈に思えて、ぜーんぜん職業も年齢も違う友達がほしいなって。

なんとなく漠然と思ってた時期があった。

 

それが、叶ってるじゃん!今!

って最近気付いた。

年も仕事も全然違う友達や知り合いが、よく考えたらできてるよ。それも何人か。うれしい。

すごい!知らぬ間に叶ったじゃん!

そう思って、改めて喜んでみたりしている(笑)

 

ひまだからさ、人生の軸とか価値観見つめ直そうと思って、落ち込んだり気を取り直したりしながら、あれこれ考えていて。

酒井日香さんが前に、「お葬式のとき参列者にどんな人だったと思われたいか、なんて言われたいか」そんな生き方をしなさい!とブログで書かれていたのを思い出した。

 

う~ん。

トイレでなんとなく思いついたのは、優しい人。でも、それだけじゃつまんないよね。

優しくて、面白い人!

 

これかな。今のところは。

面白い人!って思われたいみたい。わたし。

だって、つまらないのはイヤだもん。

 

死ぬときに光の存在に問われるのは、どれだけ愛したか、愛そうとしたか。

なんですって。前に、マリア先生が言ってました。結果じゃないんだって。

 

ピンとくる、何人かの方が書かれてるブログでも、ばななさんも言ってることで、強く共感するのが、結局人間、自分の中をきれいにするしか出来ないってこと。

それは、毎日の呼吸であり、食べ物であり、人への接し方であり、一つ一つの考え方や選択。そうじをすることも、含まれるらしい。

そうやって、見える世界をきれいにすることで、見えない世界も磨くんですって。その心がけを、神様は見ているらしい。なんて地味!

 

でも神社って、これでもか!ってくらいにシンプルで掃き清められている。それが真理を表すのかな。

 

わたしも、死ぬまでにいろんなもの手放して手放して、捨てられるだけ捨てて、どんどん軽くなって行きたい。

それで、あー、面白かった!!

元の世界に帰るのも楽しみ!

って思いながら死にたいな。

 

昔読んだ、アランの幸福論に、楽観主義者は意思の力でなるものだ!というような内容が書いてあって、けっ!!って思ってた。

幸せになる意思、幸せを選ぶ、と決める心の強さ。脳は、思考は、ほっとけば足りないものを探し続けるから通常運転が不幸にはまりやすいらしい。

 

あの頃、そんなのできないよ!って思ってたこと、今になってやってみようかな。って思えてきてる。設定を決める!

現実がどうであれ、まず自分の頭の中で、腹の中で設定を決めておく。っていうのは、やっぱり自分が生きたい人生を生きる上ではとても大切だと、気付いたからかもしれない。

手応え?できるかわからないけど、やってみよう!という気持ち。

 

例えば、どんなに小さいムカツクことがあっても、たとえ表向きだけでもいいから、お姑さんとうまくやる!とかね(笑)

予め決めておけば、ほんの少しだけでも、自分の生きたいような方向の人生に近付けるかな。うん、やってみるよ!

くじけたときは、今日のブログを読み返すぞ(笑)

吉本ばなな「ふなふな船橋」

 

ふなふな船橋

ふなふな船橋

 

 

ひと言で言おう。

変な話・・・(笑)

 

図書館でこの前見つけたから借りてみた。

特に思い入れも何もないけど、まだ読んだことなかったし。

ヘンテコな話だな!

正直、船橋という土地になんの縁もゆかりもなけりゃあ、「ふなっしー」に特に興味のないわたしにゃ「なんのこっちゃ?!」な話だった(+_+)

 

船橋という土地と、ふなっしーをこよなく愛する女の子が主人公の本。

両親が離婚し、再婚することになった母親とは別に暮らすことを選択した彼女が、孤独と向きあったり、失恋したり、一緒に暮らすおばと家族愛を育んだりして成長?する話。そして幽霊登場あり。ただし、夢の中のみ。

 

唯一共感できたのは、彼女が「本」が大好きだってこと。

本に人生捧げてる感じがすがすがしくてかっこいい。

だが、あとは、なんていうかどうにもこうにもあたしには感情移入できなかった~!

ふなっしーって、こんなに熱烈に愛されてるんだな、スゲーな!っていうのが率直な感想かな(笑)

 

わたしのふなっしーにまつわる思い出といえば、昔働いてたカフェに、40代くらいのまあまあきれいめ?ワンピースみたいな服を着てきた女の人が一人で来たんだけど、その人の足元が、パンプスなのに、どぎつい色した「ふなっしー」のくるぶしソックスだったことくらいかな(笑)インパクトはすごかった!

だけど、ふなっしーを語るにはちょっと薄い想い出ですね(笑)

 

ふなっしー もちっとクッション

ふなっしー もちっとクッション

 

 

裁くのやめます。

ここ一週間くらいしみじみ思うこと。

結局、「自分」なんだな。ってこと。

 

どんなセミナー行こうが、本読もうが、誰になんて言われようが、

自分で自分を愛し、許し、認めて、癒す。

浄化していく努力をする。そういう覚悟を持つ。

自分を救ってくれそうな口当たりのいいふわふわした言葉や世界。

そんなものに逃避したところで、何も解決はされないし、

目を背けたくなるような、情けない自分や、思い通りにならない現実でも、

なんとか向き合って生きようとする姿勢こそが大事なんだな。

そんなふうに、思う。

そうすることでしか、何も変えられない。

 

わたしは今年は、「自分も人も裁くのをやめる」ことをがんばって心がけてみる。

今まで死ぬほど裁いて生きてきたからね。

「正義」にこだわってた。それがなくなったらアイデンティティが死ぬ気がして。

ももうやめる。疲れるから。

 

そういえば、このブログが始めてから2年経ちました。っていうお知らせが、先週はてなブログから届いた。2年!!ブログ最長記録!細々やろう。

もはや最近、ひとりごとと、備忘録的読書メモの、ただただ自分を鼓舞するためのブログとなっている気がするが、うだうだしてる人間の存在をさらすことで、「自分もまだまだこいつに比べりゃやれる気がする」と思ってくれる人がいたらうれしいです(笑)

恵まれたごはん事情

たけのこごはん食べちゃった。

昨日の昼。

おいしくておいしくて、目をつぶって味わった。

わたしの一番好きな食べ物。たけのこごはん。

母の実家には今時珍しい広い竹藪があって、毎年おばさんが掘って送ってくれる。

なので、我が家は八百屋さんで竹の子を買ったことがない。

でも、いつも母に任せきりで自分でやらないので、母がボケる前に教わった方がいいのかしら・・・と思ったりもする。

 

おとといの夜。

一日中友達と遊びほうけて帰ったら、マイダーリンが豪華ディナーを用意して待っていた。天国かと思った(笑)品数7品くらいあった。ヤツはわたしよりよっぽど料理がうまくて、しかも好きなので、仕込みに何時間もかけても苦にならないらしい。

わたしを太らせて、いつか煮たり焼いたりして食べる作戦なんじゃないかと思って、ちょっとビクビクする( ゚Д゚)

 

ここんとこ、バイト何個か応募してるけど、なかなか苦戦中。

がんばってるか、って言われたらまったくがんばってはいないが、さすがに焦ってきた。遊ぶ金がなくなったら、生きてる意味がない(笑)

無職なのに、貯金崩して精力的に遊びすぎたな。バカだった!

 

でも、まだ予定あるんだよね。人気者なの?ただのバカなの?

いえ、たまたまですが。

 

はあ。

本ね、読み終わってるの5冊くらいあるんだ。

今日なんて一気に3冊読んじゃった。(読みかけ含む)

でも、なんだか感想書く気が起きなくて。

気分がのらないの。

 

やはり、無職は1か月が限度だな。

毎回そう思ってるのに学ばないAHOな自分。

こんなにみんなに優しくされて、なのに無職な自分がだんだんつらくなってくる。

人間のクズだな、ってへこんでくる。

 

迷ってんのよ。

飲食でいくなら、手堅い。だけど、先もなけりゃあ希望もない。

なら、マッサージ?よく考えたら落ちまくってるんだよね。

じゃあ思い切って独立か?!

うーん、小心者のわたしにいきなりはハードル高し。

うだうだしつつ、いろんな人のブログ読んだりして、人生について考え中。

結論は、現実ちゃんと生きれてないと、意味がない!ってことに尽きるな"(-""-)"

 

とにもかくにも、住む家があって、おいしいごはんが食べられて、好き放題友達と遊んだり出かけたりできて、わたしって本当に幸せ者だな、と思ったここ数日でした。

いつか罰が当たるんじゃないかと思って怖いくらい。

今度受けるところがもし受かったら、しばらく真面目に働いてお金を貯めようと思います。反省。

 

 

You Raise Me Up

言わずと知れた名曲。

荒川静香さんがトリノ五輪で金メダルをとったときのフリーの曲。

ケルティック・ウーマンの「You Raise Me Up」

夜になって聴きたくなって、エンドレスで聴いていた。

昔、社員でイタリアンバルで働いていた頃。けっこう精神的にも体力的にも限界で、いろいろギリギリな状態で働いていた。

優しかった料理長が違う店に異動になり、次に料理長になったのが、トルコ人の我が強くて一癖も二癖もある曲者男。正直、直接的にも間接的にも彼が原因で何人やめたかわからないです。その彼が、朝仕込みの時に、自分のスマホからご機嫌で好きな曲を流していて。一人通勤で聴けよ!って感じだが、みんなに聞こえるけっこうなボリュームで流し続け、誰もなにも言えずに、怪しげなアラビアンな中東の音楽を聞きつつ仕事していた(笑)

 

そのよくわからない選曲のなかで、突然、「You Raise Me Up」が流れてきた。

イントロが流れた瞬間、あたりの空気がサァーっときれいに静まって、清められていくような気がした。それくらい、印象的な瞬間だった。

あの透き通るようなボーカルの声が流れて、涙がじわっとした。張りつめていた心に、それは優しく優しく染み込んでいった。歌って、音楽ってすごいな、って、身をもって感じた瞬間だった。

 

こちらのブログで、素敵な訳をされている方がいらしたので、気になる方はのぞいてみていください。なんかいろいろ考えると、勝手にコピペはできかねるので・・・。

 

You Raise Me Up Celtic Woman 和訳 歌詞 日本語訳|☆ 洋楽の和訳 ☆

 

You raise me up to more than I can be.

 

 

ケルティック・ウーマン

ケルティック・ウーマン