NHKの大好きな番組、ファミリーヒストリーの主役が、大好きな山中伸弥教授だった。
感動した。
山中教授のお父さんや、お母さんや、おじいちゃん、おばあちゃん。みんなの人生が詰まっての自分なんだなー、って毎回思う。
早くに亡くなったお父さんの経営してた小さな町工場の従業員さんもインタビューに登場し、山中教授のご活躍を我がことのように喜ばれる様子に胸が熱くなった。
山中教授のおじいちゃんが、父方も母方も技術者なのには、びっくり!
やっぱり、血、ってすごい。
霊能者の血。体操一家の血。
卓球の血。絵描きの血。
政治家の血。手芸好きの血。
料理上手の血。音楽好きの血。
あと、自分自身がまったく親や祖父母を覚えてなかったとしても、人としての性質って、受け継がれるんだなぁ。と毎回思います。
大らかで、明るく、人から好かれる家系。
リーダー体質の家系。
優しさや、まじめさ。
今、現世で成功してる人の後ろには、人に尽くして、人のためにと生きたご先祖さまたちの徳が積み重なっているんだなぁ。
ミシンの小さな部品を、誇りを持って、命をかけて、真面目に作り続けた山中教授のお父さん。
今の日本を作ってくれた、熱き志の、昔の名もない人々。貧乏しながら荒地を開墾して畑にしてくれた人々。
感謝しないといけないね。
なかなか普段、考えることないけど。
わたしたちの生きてきた道のずっと前にいて、今の世の中を作ってきた人たち。
知らなくても、思い出さなくても、確実につながっている。
それを思い出させてくれる、素晴らしい番組でした。