何年前だか忘れたけど。
「徹子の部屋」をぼけーっと見ていた時に、昭和の華々しい時代を活躍された女優さん(誰だか忘れてしまった)が出ていて、この記事と同じ話をしていらした。
とても印象に残っていて忘れられない。
当時その女優さんはまだ子供だったために難を逃れることができたらしいが、
そのお話のなかでは、戦争で夫を亡くした「未亡人」が、ソ連兵の犠牲になって、ほかの人々を守った。というお話だった。
その団のなかにいて、実際にその光景を見た人の、リアルな感想だった
少しでも感謝の気持ちを示そうと、犠牲になった女性にほんの少しだけ「いい食べ物」がたまに提供されると、あからさまに嫌がらせを言う人や妬む人がいて、みんなのために「自分を殺して犠牲になった」彼女たちのことを悪く言いふらす人がいたという。
彼女たちのおかげで守られていながら、その人間性を否定するような悪口を言う人の神経が理解できなかった。と・・・。
その光景を見ながら、「人間とはかくも醜いもの」「信じられないもの」であり、「戦争とはこんなにも悲惨なもの」である、と感じた。
とおっしゃっていた。犠牲になったのは、戦地に送られた兵士ばかりではないと。
その衝撃的だった話が、Yahooニュースのトップに上がってきていたので、
忘れないためにも記事をのせておきます。
人間の汚さ。醜さ。悲しさ。
戦争、という場面で引き出されることもあれば。
コロナ、という場面で「差別」として引き出されることもある。
犠牲になった方々の無念な気持ち。
悲しい気持ちがこうして現代に語り継がれるのは大切なことであり、それによってわたしたちが今の自分、今の社会を顧みることが「鎮魂」の一助となればいいな。と、個人的には思いました。