「言葉」が人生を変えるしくみ その最終結論。(スピリチュアルの教科書シリーズ)
- 作者: 石田久二
- 出版社/メーカー: Clover出版
- 発売日: 2017/09/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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どうしよう。
久しぶりにすんごいイケ好かない本読んじゃった(*_*)
いや、このイケイケなタイトルからしてうすうす気付いてはいたんだが……。
「言葉」について、もっと参考になることが書いてあるかと思ったんだよ💦
このセミナー講師の方、売れてらっしゃるんですか??ネット検索したらわたし、本当にダメな感じだった。
でも感じ方は人それぞれだからなあ。
読んでる間、心がざわつて仕方なかったわよ、おばさんは!(笑)
だって、これ読んでも同じように成功しないもの!
著者はスピリチュアルをうたっているようだが、内容は全て過去の自己啓発の権威たちのウケウリ。
あと、自分がいかにダメ人生から脱却したか!その秘訣は、「ツイテル!」って言いまくることだった!
潜在意識についての記述も、浅い。
潜在意識は現状維持が使命だから、変わることに抵抗する。とか。
この本を読む程度の認識力があれば、すぐに金持ちになれる!とか。
うーん。
スピリチュアル的なことや、宇宙という言葉もよく出てくるけど、書いてあること全てが「物質的価値観の権化」みたいな内容だった。
著者が、すごいのは、「実践してる」ところ!結果を出しているところ!
それは、わたしなんかにとやかく言われる筋合いはないほどに、純粋にすばらしいと思う。
成功する人とそうじゃない人の違いは、「いい」と言われることを「知ってるよ!」で済ませてやらない人が多いなかで、素直にやってるところ!
そこが、彼の成功の秘訣。
結局、最終結論がなんなのかもピンと来なかった。でもわたしの読解力が乏しいからかもしれない。最後流し読みしちゃったし。
衝撃なのは、こういうものすごくツギハギだらけの、圧強めのギラギラしたセミナーが世の中でバカウケ?なことです。
わたしにはよくわからん世界だ。
これで啓発された気持ちになるなら、それはもう新興宗教やネットワークビジネスの場の高揚感に飲まれてるだけ。
煽って煽ってその気にさせて。
でも、一人になって家に帰ったらなにもない。夢見てたのかな?と感じる人も多いだろう。
願望実現したければ、言葉で明確にする。
思考を前向きにする。
それを紙に書く。
全て、昔から言われてきたこと。
それを実践するかしないか、が全て。
ざーわわ、ざーわわ、ざーわわー♪
この本を書いてる本人も、セミナーに行く人も、ビジネスモデルとして、悩んでる子羊がこの世にいるから成立していることに気づいたほうがいいと思う。
教祖になれる人がいるのは、教祖を崇める弱き人々が多数いてこそ。
その人々が真の意味で精神的に自立する日がやってきたら、成功をうたうイケイケなセミナー講師は全て滅びるよ?
その依存の構図が、たまらなくわたしをざわつかせる。まあ、個人の自由だけどさ!