深呼吸図書館

悩めるあなたのための1冊アドバイザー“なついちご”が、今のあなたの気分にぴったりの本紹介します。

54歳

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54歳の友人が2人いる。

一人は占い仲間。

一人はセラピスト仲間。

 

大好きな先輩であり、先生のようでもあり、親のようでもあるけど、やっぱり根本のところで「友人」とか「同志」としか言えないような不思議な関係だ。

 

この前、人生ではじめてお茶会に参加してみたんだけど、そこで小さな気づきがあった。

主催者の方は男性。

面白かったけど、正直あまり気づきはなかった。

 

わたし、今まで様々な勉強をしてきて、お金も時間も労力も使ってきた。

だいたい、先生は女性が多かった。

わたしが彼女たちからもらったもので、一番大きなものは、その料金とは別のところにあった、「母性」であり「愛」だったんだな。

 

それを、時間が経って今知った気がする。

わたしに教えてくださった方たち。

根本的なところに愛があった。

わたしはその愛と、母性に癒されたんだ。

 

わたしも愛のある人になろう。

今通っている鉱物の先生は56歳。

愛の溢れる素敵な女性。

 

会わせられてるな、と思うのだ。

20年後の自分がなりたいと思う人たちに。

今、34歳のわたし。

 

とてもとても、愛ある彼女たちにかなわない、守られているわたし。

20年後。

反対側に行けるように、いま勉強させられている。

 

お金を払えば誰でも講座ができる認定制度とか。無料の遠隔ヒーリングとか。

わたしは好きじゃない。

 

その人の人生の中での経験。

痛い思いして、苦しんで、乗り越えて。

それでも愛をもって生きようとする姿勢。

そこから出てくる言葉の深さは、お金では買えない。決して。

 

技術は、お金も時間も労力も使い、さらに年数を経て身に付けるものだと思う。

 

2日間、6時間ずつ習って人にえらそうに教えるもんじゃない。

わたしは、そういう人を信用しない。

 

自分に愛をもって。

身近な人に愛をもって。

亡くなった人、亡くして苦しんでいる人に心を寄せて。

自分の人生を生きようと思った朝でした。