あたりまえのカラダ (よりみちパン! セ) (よりみちパン!セ)
- 作者: 岡田慎一郎
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2013/04/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本、まじでスバラシイ!!
日本人必読書。
図書館で借りた本でこんなに感動というか目からうろこ!な本は久しぶり。
一家に一冊あったらとてもよいと思う。
身体の使い方のコツが、おもしろおかしく書かれている。
おもしろくて、ところどころまじで笑ってしまった。
大の男3人が本気で真面目にふざけつつ実演する写真がほほえましい。。
著者の方は介護福祉士。
現場で体を壊して辞めていく人を見て、何とかしたいと思った!という切実な願いから始まったというこの本なのに、終始笑えるおどけた展開だ。
やっぱ肩甲骨なんだよね~。
それと、股関節。
これをいかに使うか。
身体に秘められた力ってすごい!純粋に感動が止まらない。
ぐうの音も出なくさせる土下座の仕方、とか。
不意打ちで好きな子の手をつなぐには?とか。
キツネさんの手の威力!とか。
手のひらを表にするか裏にするかの違いだけで、発揮できる力がまるで違う不思議。
とにかくとにかく読んでみてほしい一冊でした。
あとがきがまた、すごくよかった。
なんだか情緒不安定なワタクシ泣きそうになってしまった。
最近自分で考えたことと妙にシンクロしてたし、本質はやっぱ体カラダ!と思ったりして。
たぶん自分でも買うわ、コレ。
そしてこのカラダの使い方の元になっている思想は甲野善紀さんの古武術だった。
そこにまた鼻血出そうに興奮だ(≧◇≦)
はい次。
今日は図書館返却三部作。
吉本ばなな「人生の旅をゆく3」
やっぱりいつも、人生の一番しんどい時。
どうしようもなく精神的に落ちているときに寄り添って、支えてくれるのはこの人の本。
ばななさんにはどんだけ救われてきたんだろうな。
この長い年月。
なんにも読む気しないのに、ばななさんの本だけは読める。
作家って貴い仕事だ。
お父さんとお母さんと親友を亡くされた時期をしっかり見つめて、自分にとってだいじなものはなんなのか。ばななさんが改めてご自身の心に問い直しているような本。
何をたいせつにして生きるのか。
それは、あくまで自分自身の心に問うもの。
外の世界に屈することなく、心に素直に生きたいと思う人すべてにささげられている本だと思います。
はい次。
村上和雄「スイッチオンの生き方」
ページ数も文字数も少なくて大変読みやすい本だった。
遺伝子研究の第一人者である村上さん。自己啓発の分野でもたくさん本を出されているとても有名な方ですね。
内容面白かったんだけど、すでに図書館に返しちゃって手元にないからよく覚えてないや(+_+)
子どもにもわかるようにわかりやすく書いた!
と前書きで書かれていたとおり、理系苦手なアホ頭のわたしにもすらすら読めました。
ちょっともう一回借りないとだめかも。忘れてる(笑)
遺伝子の仕組み、遺伝子のスイッチをオンにするにはどうすればいいか?みたいなことが書かれていたはず。
簡単に言うと。
〇 前向き!
〇 「目に見えないなにか=サムシンググレート」を信じる。
〇 利他の精神
を大事にする生き方がスイッチをオンにするらしい。
この本では触れられていないけれど、昔読んだ村上さんの本にご実家が「天理教」を信仰されていたと書かれていた。
昔からご両親は、貧乏でも「うちは天に貯金してあるから大丈夫」と言っていた。というエピソードが素敵だなと思った。
ざっくりしてますが、今日はとりあえずこんなとこで、おしまい。