人生をかけて乗り越えていかなきゃならないような、つらいことがあって。
眠ってた傷がほじくりかえされちゃって、ズキズキ。
どんよりしてた今日。
まったく仕事はちがうけど、バリバリ働く二人の年上の女性に会う約束を前からしていた。
なんだか、思いがけず二人ともからとても優しくしていただいた。
ダメなことはダメ、おかしいところはおかしいと、ハッキリ言ってくださるから信頼している。
だけど、根本のところで愛があるの。
にじみ出るような、「慈愛」や「母性」と表現したくなるような、愛を惜しみなく与えてくださる。
こんな私に。
関係だって、そこまですごく深いわけじゃない。なのに、自然に手を差し伸べて、力になろうとしてくれるそのやさしさに、大きく救われた。
人と関わるから、こんなに傷ついて、見たくもないドロドロした感情と向き合わざるを得ず、つらかった。
山小屋に一人でいれば、悟り開いた心境で穏やかにしずかに過ごせるかも。とか思ってた。
だけど、山小屋に一人でいたら、死にたくなるような怒りや憎しみも味わわずにすむ代わりに、ハッとするような気付きや、優しい人との出会いも感動もないんだね。
有り難い。
まだまだ、くじけつつ進みながら、様々な人たちに出会っていくのだろうな。