この本、読み終わった。
骨盤調整で健康にやせる―自然痩身法の原理 (自分でつくる元気生活)
- 作者: 岡島瑞徳
- 出版社/メーカー: JICC出版局
- 発売日: 1994/02
- メディア: 単行本
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めちゃくちゃ面白かった!
骨盤って、大事なんだな。
特に女の人にとって。
著者は、整体の祖である「野口晴哉先生」に師事した後、独立してヨガと整体を組み合わせた独自のメソッドを開発したカリスマらしい。
始めてこの本で存じ上げたが、只者ではない感じがぷんぷんする。
ハマってしまいそうだ(*_*)
まず最初に、「痩せてようが太ってようが、心が晴れ晴れとして元気溌剌で、その人にとって自然な状態なら構わない」と述べておられます。
大事なのはとらわれがないこと!
おお~、達人の匂いがしますぞ。と初っ端からワクワクする。
そんでもってこの本の要旨は一言で言うと・・・。
骨盤が閉まると「痩せる」
骨盤が開くと「太る」
ということ。
さらに、片方の骨盤だけが開いていて、しかも開ききらずにつっかえた状態になっていると、余分に太る。のだそうだ。
だから、「食べる」=「太る」は嘘!!
と繰り返し書いてある。
「ヤセル・フトル」は、実はちょっとした「骨盤の開閉の差」で決まる!
という主張に基づき、“自然で、確実で、快感のある骨盤の体操や調整法”を提示してくれるのがこの本の内容でした。
「骨盤の意味と役割」がとてもわかりやすく書かれている。
特に、昨今の女性の生理異常や子宮の病気、不妊の原因は、「目や頭の使いすぎと、骨盤の歪みにある」という話はとてもためになるものだった。
男と女では骨盤の形から動きからまったく違う、というのも初めて知った。
骨盤の役割は、まず第一に生殖器を内蔵し上体の重みを受け止めることにある。
そして骨盤の守っている生殖器は、内臓、神経、心に重大な影響を与えるという。
著者曰く、「骨盤」=「生殖器」
だからこそ、骨盤の動きを正常な状態に調えることがとても大切なのだそうだ。
そして、本の後半にはそのための具体的なヨガのポーズや呼吸法が説明されている。
めんどくさがっていつもは「ふーん」と思うだけでやらない私ですが、今回はやってみようと思います。
非常にわかりやすく、ためになる知識が書かれた良書でした(*^-^*)
学ぶって、楽しいね☆彡