今日は、わたしの伯父と伯母の話。
父方の実家は茨城の有名な魚市場の近くにある。父の兄夫婦が実家を守っていて、わたしの祖父も祖母もすでにこの世を去っている。
わたしはおじちゃんとおばちゃんが大好きで、心の底から尊敬している。
天国で、一番いい場所に行けるのは、あの二人みたいな人だと思う。
浜言葉で口はとにかく悪い。
茨城弁でもあそこまで訛ってる人たちにはなかなか昨今お目にかかれない(笑)
わたしはヒアリングはできるけど、スピーキングはできません(笑)
だけど、とにかく心が温かい。
他人だろうと身内だろうと、分け隔てなくみんなに優しい。みんなを笑わせて、面倒みてあげて、ごはん食べさせてあげて、少しも恩に着せず、またおいでー!とおみやげを持たせる懐の深さ。
町内会でも、どんな集まりでもみんなに頼りにされて、みんなに待ち焦がれられて、大忙し。とにかく、面白いこと言って笑わせるんだ(笑)おまわりさんだって、ヤクザ屋さんだって、オラついた高校生だって、おじちゃんとおばちゃんにかかれば形無しなの。
みんな笑顔になっちゃうから。
とにかく、いろんな家庭の苦労してる人をたくさん見てきた二人だから、仕事先で出会った一人暮らしの老人たちの心を励まし、近所の空き家をパトロールし、体操仲間を笑わせて、誰か近所の人が来れば茶飲み話で、元気をあげる。
失敗した人がいれば、口悪くバカやってんじゃねーぞ!と言いながら、絶対に見放さずに助けてあげる。
決して、がんばんなさいよー!とか、
世間の価値観に当てはめて説教したりとかしない。どこの家もみんな何かしらあって大変だよね〜!としみじみ言って、おいしいお茶菓子だして、いつの間にか、笑い話にうっかり笑っちゃって、明るい気持ちでその家を出る。
そんな太陽みたいな二人が親戚にいてくれることが、わたしはとても誇らしいです。
有り難いと思います。
二人は徳を積みまくってるな〜、と会うたびに思う。本当の意味で、尊い人たち、徳の高い生き方の人たちは、人知れず、こんなふうにみんなを助け、笑わせて、さり気なくすごしている。
天国での特等席が用意されてること間違い無しの二人。まだまだ長生きしてほしいです。
いつも、ありがとう。
なかなか会えなくても、いつも、二人を遠くで尊敬してます。
おじちゃん。
またしょっちゅうおいで。と帰り際に言ってくれて泣きそうになってしまった。
ありがとう。