しんどくてしんどくて、友達にお願いしてヒプノかけてもらった。
久々にどわっと感情込み上げて泣いた。
ここ最近の虚しさは、自分が父が死んでいく過程でどうしようもなく感じていた虚しさだった。大好きな人が目の前で死んでいく恐怖。どうにもできない虚しさ。がんばってもどうにもならない。父がいなくなっても、自分は生きていかなくてはいけない虚しさ。
ヒプノでお父さん出てきたんだけど、娘が鬱々と苦しんでるのに、飄々として、明るく楽しそうで、わたしの苦悩にはお構いなしで、笑った。よかった。楽しくやってるんだね。私が、引っ張ってはいけないね。
辛くても苦しくても生き抜くのが人生。
生き様で見せろ!的なメッセージなのか。
どうせ死ぬんだから、自分に正直に明るく生きなさいと。言われてる気がした。
父は確かに、絶望だらけの毎日を文句も弱音も吐かずに淡々と生き抜いた。その、生き様。わたしは、それでも亡くなってしまった無力感にばかりクローズアップしてたけど、父が見せたかったのはそこじゃないらしかった。伝わってね~(笑)とわざわざ言いに来たのか。
清々しい父の姿。
薄っすらとしか、見えないけれど。
父の最期は、結構壮絶で、今も心の傷。
でも、本人がこんなに執着なく楽しげにやってるのに、こっちがいつまでも引きずってちゃいけないのね。
親身になって励ますでもなく
あれやこれやとアドバイスするでもなく、
どうせお前は誰に何言われたって自分の好きにしかやらないんだから、好きにやれば?の投げやり感(笑)
父の死に寄りかかって生きるのはもうおしまい。自分はどう生きたいの?
自分はどう生き抜くの?
それを温かくも厳しく問いかけられてる気がした。甘くないね。
苦しんで辛い思いをして死んでいった父の姿。でも、精一杯生ききったから、力を出し切ったから、あんなにも、今は清々しくいられるのかな。
あと、5日で父がこの世で迎えた最後の誕生日からまる十年。
苦しくても生き抜くのが人生。
わたしはまだ、全然やり切れてないな。
なんにも。あーあ、甘くないね!