今日は父の10回目の命日だった。
たまたま甥っ子の幼稚園の入園式と日にちが重なって、平日なのに弟家族もみんなで集まって食事をしてお墓参りをすることができた。これは、父が集めたね(笑)
初めてだと思う。
泣かなかった命日は。
涙、出ないんだね。10回目になると。
ひとってすごいね。
生きて行けるんだね、ちゃんと。
時間は、本当にこころを癒すんだね。
生きてないとわからないことだった。
だから、ここまでがんばった自分と、ここまで支えてくれたすべての人に感謝したい。
最近、夜と朝の気が向いたときに呼吸法をちょろっとやってる。
昨日寝る前にやったら、右目と左目から一粒ずつ涙が出た。
なんでだろ。
部屋の中だから、花粉もそう飛んでないはずなんだけど。
ただ、息してただけ。なんにも考えてなかったし、悲しくなかった。
不思議な涙。
ここからまた、新しく始まるんだな。
自分の誕生日よりももっと、自分の人生の一区切りとして、第二章として感じている自分がいる。
ただただ、生きてるだけで精一杯の第一章が終わって、自分で決めて、自分で歩いて行く人生の、はじまり。