山元加津子さんという、先生をされている方が書かれた本の中に出てきた、雪絵ちゃんという重い病気の女の子が書く詩が、胸の奥にまっすぐ刺さる素敵な言葉で、たまに思い出してはじんわりくる。たぶんこの本だったと思うんだけど。雪絵ちゃんは、この本が書かれた時点で天国に帰られています。
みち
今日まで歩いてきたみち、
さっき歩いてたみち、
明日歩くみち、
今歩いてるみち、
これから歩くみち。
全部私が選んで決めて歩くみち。
間違いなく自分で選んで歩いてるみち。
だからこのみちでいいの。
このみちを歩きたいの。
私の選んでるみちは いい方に向かってる。
だから全て大丈夫。
このままいけば大丈夫。
全て大丈夫。
純粋で、あたたかくて、まっすぐで、強い。
神様は、こんなにかわいい天使を地上に遣わしては、大人になる前にすぐ天国に連れ戻してしまうんだな。幸せとか、不幸せとか、人間のものさしではきっと、計れない神様だけが知る宇宙の仕組み。
私は私で大正解。
私は私で大成功。
私は、本当の「私」になれ
私なら、きっとできる!
この言葉を、病気になっても、日常生活さえままならなくても、言える強さ。
それでも生きてることを喜べる強さを、見習わなきゃ、と思う。