深呼吸図書館

悩めるあなたのための1冊アドバイザー“なついちご”が、今のあなたの気分にぴったりの本紹介します。

大好きな友へ

高校の友達と久しぶりに遊んできた。

もう10年以上の付き合い。

いつも声をかけてくれる子が一人いて、その子の号令で集まる。

有難い。

 

みんなもう家庭をもって小さな子供もいるので、最近1年に一回会えればいいほう。

タイミングを逃すと2年くらい会えないのはふつう。

だけど、昨日まで話してたみたく自然にいつも通り話せる不思議。

みんな、仕事に子育てに、とてもがんばっている。

子どもたちも本当に良い子で癒されて帰ってきた。

 

高校のときの仲間たちはみんなとても優秀で、きちんと定職について、または共働きで、育児も家事もきっちりこなす、がんばりや。

わたしにはとてもまねできないくらい、みんなもともとの能力が高いうえに真面目にがんばってきた子たち。

 

あまりに人生順調そうに見えて、サクッと結婚して、子供もいて、家も買って。金銭的にもどっちかというと豊かな子が多い。私から見たら、すべてを持っている感じがしてしまう。もちろん本人たちにもそれぞれ悩みがあって、その中でがんばっているわけだから、私の完全なひがみだとわかっている。自分の精神的なコンディションが悪い時には会えない時期もあって、だからこそ、今が愛おしい。

 

一番みんながまぶしくて会えなかったのは、父が亡くなって、うつが悪化して無職だった時期。みんなちゃんと働いて彼氏もいてキラキラしてるのに自分は何やってるんだろう。って。頑張って会った後は、そのあとほんとにうつが悪化しちゃって大変だった。

だから、誘ってもらってもいけない時期が続いていた時代があって。

それでも、変に励ますでも、のけ者にするでもなく、なんとなくあたたかく見守って、声をかけ続けてくれた今の仲間にわたしは死ぬまで感謝し続けると思う。

みんなはそんなことまったく思ってないと思うけど、わたしはずっと恩にきている。

ありがたくてありがたくて。

もちろんそれと同じくらい自分が情けなくて情けなくて(笑)

 

みんながんばってるなー。

わたしもがんばるよ、って思える自分がとてもしあわせだ。

自分なんて!!って、ずっと思ってたし、今も少し思ってるけど、そんなふうに思っていてもつまらない。わたしもがんばるよ。

ただ、そのフィールドが違うだけだと信じて。

うちらの仲間の集まりで一番好きなのは、人を裁かないところ。

ほんと、みんな自立していてさっぱりしてる。

なんでも面白がってくれる。

今日も久しぶりにまんが借りてきました。

わたしもがんばるよ。

みんながいてくれて、わたしの人生ほんとうによかった。

ありがとう。