今日は、前から絶対古本まつりに行こうと決めていた。
大盛況で、すごい人。
おじさんが多いんだよね。圧倒的に男性なの。面白いね。
夕闇に浮かび上がる赤い提灯が幻想的で美しかった。
雑多に本が並べられた棚が道中を埋め尽くす夢のような空間。
本に囲まれてると最高に幸せなの。幸せだった。満喫した。
まつりじゃなくてもしょっちゅう行ってるけどさ(笑)
もう、頭のねじが完全にゆるんでるんじゃないか、ってくらいに最近本を買うのが止まらない。もはや正気の沙汰じゃないよ、わたし。
まあ、古本だから6冊買って2100円、というありがたいお値段だけど。
しかも、その半分はたぶん絶版本。わたしが生まれるより10年以上前の本も。
結局3時間くらい気づいたら過ごしてたんだけど、最近の中でも本当にうれしい出来事があった。
すでにその時点で、本を4冊買っててね、だけどそのあとどうしても気になる本を見つけてしまった。最近本買いすぎだし、一冊800円と結構お高くて、何度も手にとっては本棚に戻して、さらにはほかの本屋を見て気を紛らわしてからもう一度戻ったりを3回くらい繰り返してた(笑)でも買わずに我慢しようと自分を納得させるための理由をあれやこれや考えて、あきらめようとした。だけど、閉店も押し迫った7時近くになって、心が決まった。
買おう!
ネットで調べても絶版本でなかなか手に入らないみたいだし、後からほしいと思って後悔するより、買って後悔しよう、と思って。
それで、一か八か勇気を出してダメ元で値切ってみよう。って決めて戻った。
それで、それで戻って本屋のおじさんにドキドキしながら言ったらね。
さっき安くしたからもうそれ以上は無理だよ。と言われた。
裏表紙を開いてみたら、800円が500円になっていた!!
さっきずっと見てて本棚に戻してたから、そのあと見てみたら少し高いと思って値下げしたんだよ。だって。
泣きそうになった。うれしくて。こんなことあるんだ?さっき買わなくてよかった(笑)
細かいお札がなくて、古本市で万札はなんか申し訳ないと思って銀行でわざわざ下ろしてきての決死の覚悟で買おうとしたらの出来事でした。
その会話をおじさんとした後に、「縁があったんだね。」って言われた。
なんか、感動しちゃって。
安くなってたこともうれしかったし、そんな風に言ってもらえたこともうれしくて、「ありがとうございます!!うれしい!」って大げさなくらい喜んで両手で本を受け取って帰ってきた。大事に読みます。
≪ 今日買った本一覧 ≫
・ 念ずれば花ひらく(坂村真民)
・ 萬葉詞林逍遥(津之地直一)
・ 運命を強くする本(三須啓仙)
・ もりやはやし(四手井綱英)
・ 草木ノート(宇都宮貞子)
・ 草木おぼえ書(宇都宮貞子)
あと、古本まつりとは別にアマゾンでついに買っちまった本が今日届きました↓
こちらももう26年前の本なのですね。
また気になる預言あったらブログにのせますね。