わたし、セーラームーン全盛期に子供時代を過ごしてたもんで、なかよしも読んでたし、まんがも全巻集めたし(売っちゃったけど)、初めて買ってもらったCDもセーラームーンのサウンドトラックだった。
なぜ突然そんなことを言い出したのかというと、明日が誕生日なので、今までもらったプレゼントについてなんとな~く考えていたから。
小学生のときサンタさんにお願いしてもらったのが「水晶のネックレス」だった。
もちろん冒頭に出てきた「セーラームーン」の中に出てくる「幻の銀水晶」に憧れて。
わたしは、アニメに出てくるみたいな、カッティングしてある水晶を期待してたのだけど、そんなこと知らないサンタさんはつるつるの普通の丸い水晶をくれました。
小学生の分際でちゃんとしたそんなネックレスなんてもらったんだから、感謝しろよ!と今のわたしは思うのだが、そのときのわたしはとてもがっかりしたのを覚えている。
そして、その水晶のネックレスは、大人になった今もわたしの一番の宝物でお守り。
すごいな、と思うのは、アクセサリーは好きでよく買ってたのだが、意外とすぐ切れてしまうチェーンが多い中で、もう何十年も一度も切れずにわたしを守ってくれてること。かなりしょっちゅう使ってるのに本当に不思議。
このネックレスがわたしにとって特別なのにはもう一つ大切な理由があって。
それは、どういう経緯か忘れたけど、子供のころ押し入れの上の方にあった普段は開けないような荷物をわたしが開けようとしていたら、なぜか父が本気で慌てて阻止しようとしてきて、父があまりに必死なので、わたしもだんだん本気で浮気の不倫の手紙なんじゃないかと怪しんで、かなりむきになって追求した。
そしたら、その荷物の中の書類かなんかに挟んであったのが、わたしと弟がサンタさんに宛てて書いた手紙だったのだ。
わたし小学校6年生くらいまで、ほんとにサンタさん信じてたんだよ。
かわいいよね。
そんなにまでして必死で子供の夢を守ろうとしてくれた父の姿は、大人になればなるほど思い出す度ありがたくて泣けてくるのです。
お父さんのくれた水晶は、32歳になってもわたしの胸できれいに光ってるよ。
明日で32歳か。うれしいとか、もうないね(笑)
でも、親には感謝しなきゃと思う。
ハッピバースデー to ミー ☆