夕方まではもわぁ~んとした空気だったのに、夜になって急に涼やかな秋の風が吹いてきてびっくり。
わたしは春夏秋冬の中で「秋」が一番好き。
ホッとする。なんだか切ないのも好き。
果物もおいしいし、栗も好きだし。暖色系の色合いのオーナメントとかも好き。
昔勤めていたイタリアンバルで、ダンディで優しくて大好きだったシェフのAさんが、「おれは春が一番好き。だって秋ってなんか寂しいじゃん!」と言っていたのをたまに思い出してきゅんとします。
お子さんが二人いて、奥さんとても大事にしていて、でもアルバイトも含めてその会社で働いてる女子はほとんどみんなAさんが大好きで、統括マネージャーだったからたまに会えるときはいつもハートマークの目になっていた。もちろんわたしも。
あまりいいやめ方をしなかった私に最後の日、山ほどのカップラーメンをせんべつでくれたことを(いつもわたしがカップラーメンの話をしてたから、笑)わたしは一生忘れないと思う。
組織の中で、どうしてもうまくやれない。
信じられないくらいいい人もいる。
だけど信じられないくらい理不尽なこと、納得のいかないことも山ほどあって、その割合がうまくバランスとれていればいいんだけど、あまりに比重が理不尽な方に傾いてくると、要領の悪いわたしは流したり知らないふりしたりできなくてつぶれちゃう。最悪の形で爆発してしまう。
つくづく、社会不適合者だな。と思う。
でも、組織でやるだけが社会の役に立つこと。なわけじゃないよね。
自営だって、同じように役に立ってる。
必死で自分にそう言い聞かせて、あきらめそうになりながら何度でもチャレンジするしかないんだな。死ぬまで。
自分に無理のないやり方で、人も自分もハッピーになれる働き方を、自分なりに追求するよ。誰かに搾取されるのも、誰かから搾取するのも嫌だ。
人から、外の世界から受信して、いつまでも文句たらたらな自分を卒業して。
自分から、内側から発信して、仕掛けていける人間をめざしてがんばってみる。
かなりマイペースではあるけれど。