深呼吸図書館

悩めるあなたのための1冊アドバイザー“なついちご”が、今のあなたの気分にぴったりの本紹介します。

長野まゆみ「聖月夜」

メリークリスマス☆

 

ちゃんと更新しようと意気込んでたが、食べ過ぎで胃が痛すぎてがんばれない・・・。

吐きそうだけど、もったいないから吐きたくない・・・。

 

更新しようと思ってたのはこの本。

 

聖月夜 (河出文庫)

聖月夜 (河出文庫)

 

なーんの予定もクリスマスっぽいこともなくても、これ読むとクリスマスのキラキラした美しい雰囲気を味わえる気がする。

今ではもう一年に一回読むか読まないかだけど、本棚に大切にとってある本です。

 

中学生の時、長野まゆみさんめちゃくちゃ流行ってて、図書館にも本屋にもすごくたくさんあって、よく読みました。

熱烈に長野さんファンの友達が二人いて、そのうちの一人が「あたし将来ゲイと結婚する!!」と宣言していたのが、当時のわたしには衝撃的だった(笑)

 

でも初めの方はうっすらだったボーイズラブ的要素がだんだん年を経るごとに濃厚になっていって、そっちの趣味がないあたしにゃついていけなくなっちまったんだな。

 

でも著者は宮沢賢治を敬愛してるとあって、文語体のような表現で星の名前や鉱物の名前が書かれているのが綺麗で不思議で好きだった。

 

ほんとは今日もう一冊紹介したい本があったんだけど、そんなわけで胃が不調なのでまた今度。