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深呼吸図書館

悩めるあなたのための1冊アドバイザー“なついちご”が、今のあなたの気分にぴったりの本紹介します。

荻原規子「あまねく神竜住まう国」

昨日は久々に丸一日読書して過ごした。

いやぁ~、幸せだった!

これぞ正しい休日の過ごし方だ。

 

読んだのはこの本。

 

あまねく神竜住まう国 (児童書)

あまねく神竜住まう国 (児童書)

 

 面白かったー!!

わたしは勾玉シリーズの大大大ファンなので、いっきに読めてしまった。

中学生の時に読んで胸躍らせた本の続きを、今になってもわくわくドキドキ読めるのって本当に幸せだなぁ。

 

正確には勾玉シリーズの続きとは言えないけど、確実にその流れを汲んでいます。

荻原さんは私の中ではまじで”神”だから。

 

物語の主人公は15歳のころの源頼朝

家族を殺され、見も知らぬ土地である伊豆に流された頼朝は、自分もいつ殺されるかわからない絶望の日々を過ごしている。

そこへ突如現る不思議な青年「草太郎」とその妻「糸世」。

彼らの出現により、頼朝は生きる希望を見出し、また自分の中の使命に気づいていく。

 

もうたまんないよね。

こういう頼りない少年が成長していく冒険譚って。

この物語は「風神秘抄」の続編ともなっているので、「風神秘抄」の主役である

草太郎と糸世が余すことなく活躍してくれています。

わたしは、この本読んだのもうだいぶ前だし、急いで読んだからあんまり内容覚えてないんだけど、こっちを先読んでからのほうが楽しめるかもしれない。

 

伊豆の土地神である神竜と対峙した頼朝は果たしてどうなってしまうのか!!

こうご期待!って感じなお話です。

 

わたしは、頼朝が糸世と女装をしてお祭りに出かけ、ひょんな成り行きで舞台で

鼓を打つシーンがとてもお気に入りだった。

糸世の舞を見ているうちに自然と泣けてしまう頼朝が本当に愛おしくて、泣けずに苦しかった心が解放されていく様子が見事に描かれていて、荻原さんさすがです!!と思いながら興奮して読んだ。

 

うーん、好きだな。荻原規子さんの書く本、文章、雰囲気が本当に好き。

あとがきで荻原さんが

「あまねく神竜住まう国」というタイトルは、伊豆を意味するに限らず、日本全土に言えると思いながらつけました。

 

とおっしゃているのだが、これにも激しく同意!!

日本の国土は龍の形をしており、日本という国を作られた神様である国常立神は、龍のお姿をしていると言われています。

 

わたしこういう話大好きなんだよね(笑)

 

「風神秘抄」の方もぜひとも読み返さねば!