深呼吸図書館

悩めるあなたのための1冊アドバイザー“なついちご”が、今のあなたの気分にぴったりの本紹介します。

山オヤジ海オヤジ

4月はみんな忙しいのか空き空きの最近の職場。昨日は久しぶりに結構忙しかった。

 

そんで、わたしのお客さんはオヤジさん2人。勝手にオヤジデーと名付けた。 

面白いことに、一人は山好き。

山で写真とったり、お出かけ大好き!

結構本格的に登ります!とおっしゃる、腰の低くてとても素敵なナイスミドル。

この時期きれいな、ネモフィラや芝桜の話で盛り上がる。とても、やらわかな筋肉。

 

もう一人のオヤジさんは海が大好き。

三十年以上のサーフィン歴。

ももクロ大好き。

その他コンサート行きまくり。

陸上もボクシングも好き。

全部一番いい席で観覧!

なんでお金そんなあるんですか?って思わず聞いたら、得意満面で、多角的に経営しています!キラーン✨とのたまう。

こう見えておれ!実はおれ!

と、オレオレ攻撃止まらない。

どうも見えてませんからぁ〜(¯―¯٥)(>ω<)

 

そんで、一時間ずっと、オレっちって若いだろう?肉体も見た目も若いだろう?

その年に見えないだろう!

ほらほら、若いって言って!もっと大きな声で!!(笑)っていう、心の声がだだ漏れで疲れた( ;∀;)

 

若く見られたい、そのためならなんでもします!という欲がすごい。

だけど、全身の筋肉も腱も関節も、硬直してるみたいに硬い。これでよくそんな運動できるなぁ。と思った。

 

話がとにかく止まらなくて、もらった金額の3倍くらいわたし働いた気がする(´-﹏-`;)途中から、相槌打ちながら心の中で「若いって言って言っておじさん」って呼んでたもん(笑)

 

そして、思った。

わたしはもっと年とってもべつに年相応でいい。それより心や人格の深みが知らず溢れてくるような、謙虚な人になりたい。

 

あまりに強烈な個性だったので、つい書いてしまった。

 

写真は昨日食べたくて作ったミートソース!

おいしかったぁ❤

 

さて、今日と明日はまたマニアックな講座に行ってきます!楽しみ〜★

 

わたしは、こういう怪しい勉強してるときが本当に楽しくて元気出るんだな。としみじみ。問題は、いつ形にするかってこと。

でもいいの。楽しいから!! 

行ってきまーす(^o^)

 


f:id:natsuberry:20180421095431j:image

 

どんな気持ちですごしたい?

まいにちをどうすごしたいか。

感謝して、楽しい気持ちでゆったり過ごしたい。無理なく、自然に。

 

今日、職場の神経質な人と話しててなんとなく思った。

結局、健康の極意は気にしないおおらかさと感謝の気持ちなのかも。と。

 

同じ内容の仕事してても、

文句ばっか言ってる人と、

ちょっとくらいの無理したって大丈夫大丈夫!って言ってガハハと笑える人がいる。

 

わたしももっと体力つけて、ガハハと笑える人になりたい。

やりたくてやってる!と胸を張って言えることを日常の中に増やしていきたい。

 

自己信頼。

それはわたしにとって一番難しくて、一番必要なこと。


f:id:natsuberry:20180420000646j:image

 

雨上がりの散歩

午後からの約束が急遽キャンセルになったので、銀行のハシゴと図書館と買い物に出かける。

 

雨上がりの空気がスキ。


f:id:natsuberry:20180418234801j:image

久しぶりの晴れ☀


f:id:natsuberry:20180418234822j:image

土日月引きこもってたので緑がまぶしいや(+_+)



f:id:natsuberry:20180418234910j:image

ツツジが満開。

妖精がいる!ってくらいに雨粒が光を浴びてキラキラ。かわいー!


f:id:natsuberry:20180418235035j:image


f:id:natsuberry:20180418235048j:image

天を仰ぐとこんな感じ。

深呼吸しすぎて過呼吸っぽくなった(笑)



f:id:natsuberry:20180418235151j:image

ジブリっぽくない?(笑)


f:id:natsuberry:20180418235223j:image

ハナミズキ

美しい。

見るたびあの歌を歌ってしまう。


f:id:natsuberry:20180418235306j:image

街路樹もさ~わさわしてた。


f:id:natsuberry:20180418235406j:image

秋も春も楽しませてくれる銀杏並木。

きれーだなぁ。



f:id:natsuberry:20180418235537j:image

 
f:id:natsuberry:20180418235549j:image


f:id:natsuberry:20180418235558j:image

着いたの4時半くらいだったのに明るくて満喫した。もう、吸えね〜!ってくらい夢中で体内の空気入れ替えた(笑)

必死すぎたかも(笑)

この季節が毎年本当に好きです。

美しい。緑がひたすら目に染みる。

 

ジャーマンアイリス

一本だけ咲いていた。 

この花びらの質感はなんとも言えず、妖艶だ。
f:id:natsuberry:20180418235613j:image

 

おまけ

昼に腐りかけたソーセージをボイルして食べたら、食事を終えると同時にオエってなってリバースした(笑)

体って異物はやっぱり受け付けないんだな。

自分の胃の強さを過信しすぎました。

もう腐りかけは食べない。

と、思う。ある意味、自分への挑戦と賭けなんだけど、危険な遊びなのでやめようと思いました(~_~;)

大事なのは自尊心

うるさいくらいに最近目につくというか、気になるメッセージがあるので自分メモとしてそのまま書き留める。

 

宇宙っぽいところ?ハイヤーセルフ?なのかわからないけど、どこからか怒鳴られてる感じ。早くやれよ!的な急かされ具合。

内容はざっくり言うと2つ。

1

それは、自分がどう生きたいのかの決意表明をしっかりハッキリさせろ!

ということと。

2

自分の思考、想念、言動、行動にちゃんと責任をもて!

ということ。

 

意図して、自分のエネルギーを使え!

と、激しく言われてる気がして。

そんな本ばっかり確かに読んでるんだけど。

わたしのエネルギーはだだ漏れで、心配事や不安にばかりフォーカスしすぎてて、それが無意識の習慣で、それを怒られている感じがする。

 

昨日は牡羊座新月で、たまたまずーっと片付けなきゃと思いつつやりたくなくて先延ばししてた部屋の中の魔のゾーンを片付けまくった。

そしたら、一夜明けて今日、もやもやしてやる気なかった気持ちが明らかに少し切り替わった。ビックリした。

 

人から評価されなくても、わたしは自分のやりたいことをやる。そう思った。

自分にも、いろんな状況にもなんか疲れてて、投げやりに、なってたけど。

ダメだ。しんどいからって人に頼ってたら。

自分で自分を救わなくちゃ!

とハッと目が覚めた感じ。

 

人間にとって何よりも大切なのって、自尊心だと思う。そんなことを、仕事の帰り道に考えてた。自尊心がすべての始まりだ。

高くも低くもない。

誰と比べてじゃない。

わたしは、宇宙が与えてくれた、一つの尊いたましいで、それはわたしの勝手な思考で貶めていいものではない。

 

そんなふうに、思った。

オチはないけど。

忘れないように、書いておきます。


f:id:natsuberry:20180417231221j:image

菅野雪虫(すがのゆきむし)「チポロ」

児童書を久々に。

チポロ。

 

チポロ

チポロ

 

 前からこの作家さんの大ファンで、図書館で見つけて、タイトルだけ見て、大好きなお話だと読む前にわかった。

 

読み終わってみて、はずさずに大好きでした。

正統派の日本のファンタジー。

アイヌの少年の冒険譚。

 

最近また自分の中でアイヌが熱くて、チポロもそのブームにのるかのようにアイヌ民話を下敷きとしたファンタジーだった。

 

見開きにある本文からの抜き出しが初っ端からわたしのハートを鷲掴み!❤

 

「・・・・俺は負けるのなんか慣れてる。

 俺は生まれてからずっと負け続けだったんだ。

 おまえと違ってさ。

 だから今さら、何回負けたってどうってことないんだ」

 

9歳のチポロが弓で一羽のツルを仕留めるところから物語は始まる。

チポロは、おばあちゃんと二人きりで集落の外れに暮らしている。

お父さんとお母さんはいない。

幼なじみの女の子イレシュは、貧しく体が小さくて仲間からバカにされるチポロをいつもかばってくれる優しい子。

 

ある年、村に恐ろしい魔物たちがやってきて、イレシュをさらっていってしまう。

チポロはイレシュを助けにたった一人で北の果てにあるノカピラという港をめざすのです。

旅の道連れになってくれるミソサザイ(鳥)の神の言葉が、今回この本の中で一番わたしにはじ~んと響きました。

 

p130~131

 

「期待しすぎだよ、人間は。いつも大きくて強くてなにかほどこして助けてくれる、そんな神さまばっかり望んでる」

 

「う・・・」

チポロは言葉に詰まりました。ミソサザイの神の言うとおりかもしれない。と思ったのです。

小さなころからいつもチポロは、「神さまがいるなら、もっと助けてくれないかな」と、期待していました。だから「旅の仲間」と言われた時、力もなさそうな小さな神さまを見て、がっかりしたのです。

 

「そんなに期待ばっかりしてるから、神さまたちも嫌になるんだよ」

 

「えっ、嫌になってるの?」

 

ミソサザイの神が黙り込んだので、チポロはかえって本当なんだと思いました。

 

「教えてくれよ。神さまたちは、人間のことが嫌になってるの?」

 

「そうだな~」と、ミソサザイの神は答えました。

 

「俺たちや、シカマ・カムイはそうじゃない。でも嫌になってる者たちもいるね。人間は勝手だし、強欲だから、愛想を尽かしてる。だから魔物たちがのさばってきてるのさ」

ミソサザイの神は語りました。

神と人と近かったころ、この世界は安定し、魔物たちも神を恐れてやってくることはなかった。だが、神は人から離れ、魔物たちに恐れるものはなくなった・・・

 

      ・・・・引用終了

 

さてさて、チポロは無事イレシュを助け出して故郷の村に帰れるのでしょうか??

というワクワクドキドキをぜひ楽しんでくださいな。

 

個人的には、「魂送りの矢」という設定がかなり萌えポイントだった。

日本の文化の原点はやはり「祓い清め」にある。

様々な神道の本、日聖さんも繰り返し述べられている。

 

悪を、ただ切って捨てない!

怒りを鎮めて、正気に戻して、神としてまつる。

改心させるところまで、面倒を見る。

悪い者はただ成敗して終わりではないのだ。

だって、そこにまた「怨念」が残っちゃうでしょ。

清めてあげなくちゃだめなんだ。

憎しみはまた次の争いを生むから。

 

アイヌの文化が貴いのは、命をいただくことに対していつも感謝し、殺したら魂を必ず神の国に送り返す。また来てください。と敬意を払う。

必要な分だけいただき、決してそれ以上はとらない。ということをず~っとず~っと長いこと守って平和に暮らしてきたところ。

 

倭人が入って来て、とりたい放題とりたい人々は、儀式やしきたりにうるさいアイヌが邪魔だった。だから、字が読めないアイヌに不当な取引を持ちかけ、住む場所や様々なものを奪い、それでも飽き足らずに虐殺した。

今でも、アイヌの人々への差別は残っているという。

 

自然と人とのあり方を、アイヌの文化は問いかけていると思う。

日本の国土はもともと、沖縄の人たちとアイヌの人たちのものだと思う。

今生きているわたしたちのほとんどは、アイヌや沖縄や中国や朝鮮の血のミックスだ。

 

争いのない世の中を願うには、まず自分の心の平和に心を配るしかないのよね。

今地上に残っている神さまが全員天へ帰られる前に。

「良心」という名の(内なる神)をもつ人々は、その良心を少しでも行動に移していかないといけないな。と、焦りにも似た気持ちで思いました。

 

お花まつりとお墓参り


今日はお釈迦様のお誕生日ですね。

久しぶりに家族そろって二日早いけど父の命日のお墓参りに行ってきました。

パパとママが用事を済ませている間、甥っ子と二人で冒険ごっこをしていて、たまたま坂の上にあるお寺にたどり着いた。

 

お花のたくさん飾られた台の上にお釈迦様がいて、甘茶をかけられるようになっていた。

二人で甘茶をかけていたら、お堂の中から優しいお寺の方が声をかけてくださった。

よかったら、中に上がって甘茶を飲んで行かれませんか?

 

やんちゃ坊主にも嫌な顔せず上がらせてくださるなんて懐の深いお寺。

広い堂内。清潔な赤い絨毯。

立派な金色のお釈迦様。

そして、見事な天井の青龍。

古い屏風。

そのお部屋の脇で甘茶をごちそうになった。

甥っ子も、大喜びの大興奮。

だって、遊びの冒険ごっこでこんな素敵な体験できたらうれしいよね!

 

有り難いです。

 

父が亡くなって数年、生きてることが本当につらかった。でも、自殺したら、最後まで生き切った父とは絶対に死んでもあちらの世界で会えないと思っていたので踏ん張った。

 

そして、あー生きていけるかも。となんとなく手応えを感じ始めた数年後、甥っ子がこの世にやって来た。

 

そのとき、腹の底から思った。

あー、わたし、生きててよかった!

生きてたから、こんなにかわいいもの見られた。幸せー!って思った。

だから、甥っ子は永遠にわたしの天使です。

 

人は、何かを失ったり得たりして生きていくんだなぁ。と、教えてくれた二人。

 

良い1日でした。

お釈迦様、お誕生日おめでとうございます。

一緒にお祝いできて楽しかったです。


f:id:natsuberry:20180408222754j:image


f:id:natsuberry:20180408222803j:image

 
f:id:natsuberry:20180408222845j:image


f:id:natsuberry:20180408222903j:image

 

軽やかにうたうように祈る

前記事の鳥たち、という本の中で、一番参考になったのは祈り方についてだった。

書きそびれたので。

 

わたしは放っておくと、おもーくふかーくくらーくなってしまう沼のような、性格なので(笑)すごく、勉強になった。

 

軽やかに風のように自然に祈る。

作為なく、純粋に祈る。

ただ自然にある。

それが目標だけど、頭の中はむだな思考が駆け巡っていていっときも休まる暇がない。

今日は休みだったので部屋の整理整頓しようと決めていたのに、起きたらものすごい騒音。ベランダから10メートルもないくらい至近距離の道路と隔てている壁を、ドリルみたいな機械で激しく壊す工事をしている。

嘘でしょ?ってくらいに、うるさい。

ベランダ中に白い壁の粉砕した粉が風にのってふーわふわ。ひぃー。

無理だ。

家にいられない!

 

なので、近所の木が多いところに避難。

黄緑色を味わう!が今日のミッション。


f:id:natsuberry:20180404144642j:image

坂の上の神社の緑。

キレイだー。


f:id:natsuberry:20180404144722j:image


f:id:natsuberry:20180404144739j:image

下を向いて咲く八重桜。

この、ソメイヨシノとの時間差攻撃が小憎い演出。


f:id:natsuberry:20180404144826j:image

花びらもピンクで、とってもかわいい。


f:id:natsuberry:20180404144905j:image

坂の途中の立派な木にご挨拶。

光の写真はやっぱりレンズの加減だな、と納得。


f:id:natsuberry:20180404144628j:image

 

 
f:id:natsuberry:20180404144950j:image

f:id:natsuberry:20180404145014j:image

もう、今日はこの緑を見れただけでいい日としよう。


f:id:natsuberry:20180404145048j:image

神社の御神木。

龍にしか見えない。


f:id:natsuberry:20180404145115j:image

立派な鱗の背中。

すりすりしておいた。


f:id:natsuberry:20180404145149j:image

深呼吸。深呼吸。


f:id:natsuberry:20180404145216j:image


f:id:natsuberry:20180404145233j:image


f:id:natsuberry:20180404145249j:image

誰もいない。

自由。


f:id:natsuberry:20180404145315j:image

だいすきな伽耶の木。

今日の記事はこの木の下で書きました。

そろそろ、家事がまったく終わってない家に帰らないとな(>ω<)